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あけまして、おめでとうございます!
新年と共に、港では一斉に汽笛が響き渡り、花火が上がりました.
冬の花火も、空気が凛然と澄み渡っていますから、綺麗でした.
写真も撮ったんですけど、その前からCDなんぞを聞きながら、ちょいと一杯やっていたから、ヨッパで巧く撮れていません〜
手ぶれです・・・まぁ、ヨッパでなくても手ぶれは日常茶飯事なんですけど.(;・・;)
かろうじて、と言うのを載せてみますね.
今日は、お正月早々の仕事始めになっちゃいました・・・(泣)
七宝作家の長谷川淑子氏が出す七宝の本の中で、立体の部分を私が制作するという話が、去年から出ていたのですけど、長谷川氏が林電工の七宝部門の廃業に伴って、その後を引き継いだものだから、そんなこんなで延び延びになっていて.
去年の暮れも押し詰まったころに、やっと素地が届きました.
私もバタバタしていたので、昨日まで手付かずで、昨日あけて見たら、これがちょいとマズイ・・・
慌てて長谷川氏にファックス入れて、図面を今度は私が引きなおす事になって、元旦早々から図面引き・・・で、ファックスで送って.
それから、ともかく送ってもらった素地で、どんなになるのか、本日より制作はじめたの〜
今日一日で、今までかかって3個の下地焼成と植線、済ませました.いま、炉が上がるのを待ってるところです.今日は、もうこれでオシマイ.明日、色差しの予定です.これは、ここまで出来たら慌てる必要はありませんから、あとはボツボツね〜
引きなおした図面で素地を作ってもらって・・・いつ頃できるのかなぁ?? 恐怖です〜〜10日ごろまでには出来るのかしら??
工程別に5〜6個作っておいて、まとめて写真撮り.これが、2月の2〜4日って、もう決まってるの.(;・・;)
宇佐美の樋村允彦氏のお宅で、泊り込みの撮影だって〜 樋村氏も、平面作品の作り方を分担してるから.
で、作った工程見本を持って、私も宇佐美まで行くの.去年、川に転落しそうになったあそこよ〜〜!!
今月は、あんまりどころか全く遊んではいられそうにありません.かなし〜〜
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去年の暮に、私の母や姑が作った布団の類をたくさん捨てました.
いろいろ思い出に満ちているからといって、いつまでもこうしておくわけにも行かないしね.今年は「捨てる」ことを目標にちょっとがんばってみます.
そういった意味では、去年は何もしないでふわふわと一年過ごしちゃった・・・
多分、ちょっと気が緩んだんだと思うのね.
主人が逝ってから、しばらくの間は、ちゃんとしなくっちゃ、って気が張っていたんだけど、3年が過ぎて多分それにも慣れての中だるみ〜
何だか自堕落に一年を送ってしまったような気がしています.
見回してみれば、私にとっては思い出に満ちているものたちだって、客観的にみたらゴミの山だよ・・・あはははは
どんどん捨てて、身軽に生きたいなって、急に思ったの.
今年は父の33回忌、母の17回忌.兄貴の一周忌でもあるから、仏事も忙しいし、何よりそろそろ区切りだね.遅すぎるくらいだ.
思い出を振り切るのにも体力がいるし、今のうちかもしれないな、ってね.
暮に、清掃工場へ布団を捨てに行って、味を占めたのかも.
何しろ、ゴミ捨てが年々歳々難しくなってきています.難しくしないと行政のほうでもお手上げになってしまうのだろうから、仕方のないことですけどね.
町内での大型ゴミの日には、必ず各組の組長さんたちが十数人立会いで・・・これはなかなか捨てづらい.
ゴミというのも本当はプライバシーなんだけど、そんな事を言っていると、行儀の悪い人たちも増えたから収拾がつかなくなってしまうんでしょうね.
でも、出しに行ったごみをいちいちジロジロ見られるのはやりきれない.
その点、自分で清掃工場に捨てに行けば、その辺りの思いからは開放されますもん.
話は変わるけど、4月からは、私が回り持ちの組長なの・・・今度はゴミ捨てに立ち会う方です.(ーー;)
この辺りは月に2回も組長の会合があるし、今年からは静岡市との合併でどうなるやら・・・やれやれ・・・
何だか、バタバタとした一年が始まりそうです〜 がんばらなくっちゃ〜 (^^ゞ
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暮に、あちこちから、小豆を頂きました.美味しそうなつやつやした小豆です!
で、思い立って、漉し餡を作りました.明日、もち米を炊いておはぎを作ろうと思っています.
で、その名前.
春は牡丹餅(ぼたもち)、秋はお萩(おはぎ)、それなら、今の季節には何というのかしら?? 春が牡丹で秋が萩なら、きっと、夏も冬も呼称があるんじゃないのかしら・・・
で、ネットで調べてみたの.あはははは、物好きでしょう??
ありましたよ、夏の呼び名、冬の呼び名!!
夏は「夜船」、冬は「北窓」なんですって.
由来は、おはぎの中のお餅は搗かないでしょう? 擂粉木で「半殺し」にするだけ.ペッタンペッタンという餅つきの音はしないのです.だから、いつ搗いたのかが分らない.
そこから、搗き知らず → 着き知らず で、夜は船がいつ着いたか分らないことから「夜船」
搗き知らず → 月知らず から、月の見えない窓は北側の窓なことから「北窓」なんですって!
言葉遊びなんでしょうけど、冬の北窓・・・なんだか、深々と雪が降り積もる風情を感じます.
音のしない世界、“太郎の屋根に 雪降り積む 次郎の屋根に 雪降り積む・・・”って感じ.
ひとつの、極々さりげないお菓子に、季節ごとに4つも名前があるなんて、日本語っていいなぁ〜 と、しみじみ思った次第.
明日は、もち米を炊いて、朝から「北窓」を作ります〜〜
お友達にもお届けしなくっちゃね〜 何しろ、沢山出来ちゃうんですから、とても一人じゃ、食べ切れません・・・
楽しみに待っててね!
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昨日、菊川からSさんご夫妻が、去年の暮から数えて3回目の襖貼りに来て下さいました!
何しろ、私の家は和室が二間続きなので、両面貼りの襖が7枚、片面が2枚と、沢山あって、とても片付かないの〜.ずっと、ご迷惑のおかけしっぱなしです・・・
でも、今回のは、本当にプロ並みの仕上がりでしたよ.はじめのうちは、幾つかしくじったりしたけど、その都度、どこが悪いのか考えたり、Sさんのご主人さまが建具屋さんに聞きに行ってくださったりした甲斐があって、本当に綺麗に出来ました.
昔の建具と違って、最近のは、桟が接着剤で固定してあるので、かえって大変なんですね〜.昔風の桟がはずせる作りの襖なんて、何十万もするんですって〜 (ーー;)
でも、何だか、大の大人が3人で、まるで工作でもしているみたいに切ったり貼ったりと楽しんじゃいましたけどね!!
こういうことって、本当に楽しいですぅ〜 結構真剣に取り組んだのよ! (^^ゞ
で、今日は、長谷川先生から素地が届いたので、長谷川先生の本のための立体の制作に取り掛かりました.
工程別に作っておいて、まとめて撮影しますから、全部で9個です.今日は、午前中に下地を焼いて、午後からは免許証の書き換えに清水警察署へ行って、帰宅後にまた絵付けまでの工程を終わりました.
明日からは、植線です.植線するのは7個です.二日間で何とか終わりたいと思っています.
まァ、しばらくは忙しい思いをすることになりそうですけど.
何しろ、撮影は2月1日、2日と、もう日程が決まってるの.それまでに仕上げなくてはなりませんから・・・
まァ、工程別ですから、だんだん数は減ってくるのですけどね.
これは、本に載せるので、ここで制作過程を発表するわけには行きません、ごめんなさいね.本が出たらお知らせいたしますから、それで見てください!
ひとりごとも、読書日記も、ちょっと書く暇があるかどうか分りませんけど、それも含めてなるべく頑張りたいとは思っています〜〜
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火・木・金と3日昼間が空いていたので、みっちり仕事をして、長谷川先生の本のためのぐいのみ、工程見本9個、ほとんど出来ました〜
あとは、中研ぎと、仕上げ研ぎの見本だけ.これは、両方とももう荒研ぎは出来てるから、暇を見てボツボツやればいいわ・・・
一安心です.思ったよりもずっと早く出来ちゃいました.よかったぁ.(^^ゞ
このところ、ずっとウチにこもって、買い物にも行かずに仕事.
で、今日は4日ぶりにスーパーへ行って、スーパーの魚屋さんにカンパチのアラがあったから、昨日頂いた丸大根と一緒に、「ぶり大根」を煮ようと買ってきました.
仕事が終わると、ちょっとは丁寧に料理でもしようか、という気になります.(^^ゞ
カンパチのアラに、粗塩を打って湯通し、丸大根は米のとぎ汁で煮て、お出汁はかつおと昆布、なかなか美味しく出来ました!
明日の晩も食べられます.(^.^)/
で、明日は、ちょっと気分転換に遊びに行ってくるつもりです.
天竜市の「秋野不矩美術館」と、掛川の「二の丸美術館」へ行ってこようと思っています.
「秋野不矩美術館」では、“日本そしてインド”展をやってるし、「二の丸美術館」では“江戸に遊ぶ”展、これは江戸時代の工芸品が展示されている.パンフレット見たら、なかなかよさそうなのね.
どっちも興味がある・・・
2月になると「佐野美術館」で魯山人の展覧会もあるしね.これも見たい展覧会のひとつです.
それに、「壬生義士伝」の映画も明日から始まるし、25日から始まるフランス映画「ピアニスト」っていうのも見たいの.
遊びのスケジュール一杯だから、仕事、頑張っちゃったのかも・・・(^^ゞ
でも、ボヤボヤしてないで、東海伝統工芸展の仕事もしなくっちゃ.それと一緒に、私の吹いたガラスでちゃんとガラス胎七宝ができるかどうかの実験もしなくっちゃ・・・
最近、吹きガラスの方も何とかガラス胎七宝の素地に使ってもいいんじゃないかってところに来てるから、それ用の素焼きの胎もこの間から陶芸教室で製作中.
モノになるかどうかさっぱり分らないままに続けていた吹きガラスと陶芸だけど、やっとそろそろ、一つに纏まってきそうです!
ちょっと期待してるの!!
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昨日が、誕生日でした.54歳になりました.
丸々53年を、つまり、半世紀以上を生き抜いちゃったわけです〜 (^^ゞ
若い頃には、50代になるということが想像できなかったの.
40代までのことはかなり前向きに想像していたんだけどネ.それ以降は、イメージとしては何だか後ろ向きな感じを受けていたのかもしれませんネ.
でも、昨日、なんだかはじめて、50代を前向きに捕らえたの.
この年齢になって、これだけ年齢を重ねて、やっと本当に自由になった.自分自身に対しても他人に対しても、素直でいることが出来て、動じなくなった、って・・・
決して図々しくなったってわけではなくて、よ.
もちろんちゃんと立派に大人になったってわけでもない・・・これはちょっと情けないけど〜
多分私は永遠に大人にはなりきれないかも〜 子育てしていないからかな??(;・・;)
だけど、この年齢だからこそ、新しいかたちでの“人との関わり”が持てるようになったんだ、って、心底思ったの.
20代、30代じゃ決して持てない、40代でも無理かもしれなかった素直さで、人と接してる私がいるってことは、ちょっと驚きよ! 想像外の出来事でした.そのことに気付いたのね.
この年齢になったからやっと関わることのできる他人もいる.そのことに深く感謝を感じているのです.
やっぱり、その年齢ごとに、喜びってあるのよね.その年齢ごとの人や物事との関わり方ってのがあるんだな〜って.
歳を重ねて行かないと素直に見えないものや、感じられないものが沢山ある.素直に受け取れないことも沢山ある.
そういったことの全てを素直に受け取りつつ表現できるようになれそうだとしたら、歳を重ねるって悪くはないなァ!!
来年の私は、何とどう関わって、何を見るのか??
10年後の私は?? おばあちゃんになった私が楽しみに感じられるよ.生きていれば、の話ですけどね〜〜
何だか、そんな風にうれしくなっちゃった54歳の私が、今日、ここにいます!!
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TVで朝のワイドショーをつけっぱなしにしながら掃除をしていると、マクドナルド相手の訴訟の判決が出たって・・・
アメリカでの話なのだけれど、“息子が180kgになってしまったのはマクドナルドのハンバーガーを食べ過ぎたせいだ.
マクドナルドを食べ過ぎることがどれほど健康に悪いことかを表示していないのが悪い.”と、母親がマクドナルド相手に訴訟を起こしていたんですって・・・
製造物責任訴訟ってヤツよね.以前にもアメリカで、肺ガンになったのはタバコのせいだって訴えて、何十億かを勝ち取った人がいましたっけ.何百億だっけ?
(すでに肺ガンになっちゃったのに、何十億ももらって、どうするんだろう??? それを勝ち取るための時間の方がもったいない気がするけど.)
で、この判決がどう出るのか? と、手を休めてTVに見入っちゃった〜〜 (^^ゞ
判決は、「誰もマクドナルドを食べることを強制してはいない.
あはははは、そうだよね・・・結局敗訴だって.個人の責任として食べてるわけなんだから、いくらアメリカだってね・・・
個人の責任とか、個人の判断とかが軽くなって何でも相手のせい、ってのは、私には全くわからない感覚だ.
もっとも、電子レンジに「猫を入れないで下さい!」って表示してあるという国だからね・・・
電子レンジでお風呂に入れた猫を乾かそうなんて、一体誰が考える??? でも、現実それをやってしまって訴えて勝訴した人がいるわけで.
(無知な飼い主に巡りあった猫が一番の被害者だ・・・)
だけど、日本もだんだんその方向に近づいているのかも・・・
話は変わりますけど、「私を巡るニ三の事柄」の中に書いた「青い魚」に関して、或る人から聞かれたの.
「子供の頃から青い色に惹かれてるの? 青い魚のように、そっとしておかなければ壊れてしまうものって、何でしょう・・・」って.
考えてみたら、今年の「ひとりごと」の表紙には「蒼い石」だし、他にも私の書くものには青がよく登場してる.いつも「あお」だね、って.
うーーーーん、自分では気がついていなかったよ・・・意識していなかった.
で、改めて「青」について考えてみたのね.
「青」のイメージって、何なのか?
例えば、凍てついた風景の中の雪や氷の中にほの見える青、割れたガラスの断面に浮かび上がる青.
或る角度では明らかに出現するけど別の角度からだと消失してしまう青、現実にはない“まぼろし”としての青.
多分、“まぼろし”だ.チルチル・ミチルの青い鳥も、手に入れたとたんに変貌する.それも“まぼろし”
やはり、“まぼろし”は“まぼろし”のまま、心から慈しむ方がいい.と、そんな感じなのかな?
このことに関しては、やっぱり、もうちょっと、考えてみるわ・・・私にとってのキーワードかもしれない.
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三日前に、訃報を聞きました.
我が愛猫、翔太のかかりつけの動物病院の院長先生です.享年49歳.くも膜下出血だったとのこと.
翔太は、一昨年暮の膀胱炎をこじらせて以来、薬餌療法が続いているので、毎月1回は病院へエサを買いに行きます.昨年暮にも行きました.その時、診察室のガラス窓越しに先生をお見かけして、お世話になりました、来年もよろしく、と、ご挨拶したのが最後になっちゃいました.
雲をつくような大男、多分185センチくらいはあったんじゃないでしょうか.それに、一見した時は無愛想な、ちょっと怖そうな先生でしたけど、病気には日曜祭日もないからね、と、お正月三が日すら開院してくださっているような先生.
料金が高いと病院へ連れてくるのをためらっちゃって、悪くしてから来る人が多いんだよね、と、「本当にそれでよろしいんですか?」と聞き返すほどのびっくりするような低料金で診てくださっていて・・・多分、過労が原因かも・・・
とてもお元気そうだったのに.
人の命なんて、分らないものですね.訃報を聞いた当日は一日中、頭の片隅で、ガラス窓越しにニコッと笑った先生の、何だか可愛らしくさえ見えた人の良さそうな笑顔がちらついていました.
ふと、思いました.明日の命すら分らないのが宿命ならば、人生、斜に構えて批判したり愚痴ったりばかりで過ごすなんて、全く自分を損なっているようなもんだ・・・
今日出来ることを、楽しみを持って素直にやらなくっちゃ、つまらない.今日関われる人と、素直に楽しみを持って関わらなくちゃ、つまらない.
素直に真剣に、日々、いろんな事と関わらなくちゃつまらない.全く“光陰矢のごとし”なんだから・・・
夕べも、お友達の、横浜国大で先生をしているY.K氏と、夜中に長々電話でそんな話をしました.
仕事のできる残りの時間はあと10年.つまらないことにかかずらわってる暇なんかないよね.人がどう批判しようと、社会機構がどうあろうと、それを愚痴っていること自体がもったいないよ、って.
坂本竜馬じゃないけれど、「世のひとは われをなにとも ゆはばいへ わがなすことは われのみぞ知る」です.
明日、元気で目覚めることができるなんて、本当のところ、決まってはいないのですから.
だんだん、年齢を重ねて、数多くの死に出会い続けると、本当にいま私が生きてあることそのものが、いとおしいことだという気になってきます.
そう感じることが、たぶん歳を取った証拠なのでしょうけれどね〜
かかわりあってもしょうがないことは、さっさと切り捨てて、“Adiue!”と叫んで、元気に、過激に今日を過ごす事にします!
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午後からのお稽古が、今日はお休みなので、映画を見に行ってきました.
読書日記にも書いた「壬生義士伝」の映画化されたものです.
一昨日から、ちょっと風邪気味で喉が痛いし、今日は寒いからありったけの厚着、ベレー帽で耳を隠してついでに大きなバッグには毛糸のひざ掛け押し込んで〜〜万全の装備です!
映画は、やはり原作よりは落ちるな、って感じでした.原作は上下2巻、900ページを越える長さですし、それを映画化するためにはかなりの部分をカットしなくてはいけないから・・・私がかなり重要なテーマだと思っていた主人公吉村貫一郎の、教育者としての側面がほとんどカットされていたからです.
これじゃ、吉村が殉じた「義」は、武家社会の「義」になってしまう.原作での「義」は、また別なものだ・・・その「義」のありようが浮かんでこない.
でも、語り手としての大野千秋役は、村田雄浩.この役者さんは、私、大好きなの.あの、ぬーぼーとした風貌.語り口.
吉村役の中井貴一は、本当にはまり役だし、斎藤一役の佐藤浩市もなかなか良かった.
でも、映画って行きだすとちょっと癖になったって感じではまっちゃいますね〜
あと見たい映画が2本あるの.フランス映画の「ピアニスト」と、後は「レッド・ドラゴン」
「レッド・ドラゴン」は、トマス・ハリスの3部作の一番初めのヤツ.「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続くのね.第一部が一番後になっちゃった.
「ハンニバル」でのアンソニー・ホプキンスが、あまり良くなかったから(彼も歳をとったな・・・って.)、どうしようかとも思っていたんだけど、予告編みたら、アンソニー・ホプキンスが今度はなかなか良かったの〜
で、やっぱり見に行こうと思っています.
あはははは、これじゃ毎週映画館通いだ・・・
でも、上映中は禁煙だから、喉の調子はすっかり良くなりました! 風邪も治ったかも〜〜(^^ゞ
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明日から、1泊で伊豆に行ってきます.長谷川先生の本のための写真撮りです.明日の夜は、yuuちゃんのところに泊めてもらいます!
今日の夕方頃、長谷川先生から電話が入って、使う予定の炉が故障して修理に行ってしまった、とのことでしたので、炉も積み込んで、です!
出来上がった作品のほかに、道具の写真も取るというので、車は荷物の山〜〜
まぁ、お天気も良さそうですから、よかった〜
問題は帰りなのよね・・・
どういうわけか、行きは真っ直ぐに行けるのに、帰りはいつも道に迷うの.今までに3回ほど行っているのですけど、いつも修善寺あたりで道に迷って、気がつくと長岡温泉郷に入り込んでしまってる・・・
大抵が夜中になってるから、余計に分らないのね.
初めての時は、長岡温泉郷に入り込んでしまって、夜中で人に道をたずねるわけにも行かなくて、本当に心細かったけど、まァ、迷うのも慣れてしまったから、何とかなるでしょう!
だんだん、度胸もついてくるというものです〜〜
では、皆様、また来月に!!
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