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2006・水差


今年もまたしつこく水差を作ります。題名はまだ未定。図柄は先月庭で咲いたブルーベリーの花をデッサンしたものを使います。
まァ、これまで3回続けて入選したことなんてないから、(まるで判で押したように2回入選すると1回落選というペースできているんですわ!)今年はそれから言うと落ちる年回りなんですけどね。ま、がんばってみます。 (^^ゞ


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 下地焼成 2006/05/06

下地の焼成 下絵付け

左は下地焼成、右は金箔を貼りこんで下絵をつけたところです。
最終的に切り落とす「歪み止め」のための銅板が蓋と身と共に1cmほど立ち上がっているので、その分間抜けに背が高いんですけどネ。

下絵の構成、蓋の方は随分苦労しちゃいました。やっとこれでいいかな? と・・・
試し焼きはこれからです。頭の中では色彩が浮かんでいるのですが、ぶっつけ本番ってワケにも行かないので作品の植線と平行して平板で作ってみるつもりです。
またこれから2ヶ月間、この制作日誌ともお付き合いくださいませ〜〜





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 植線 2006/05/10

植線

7日(日)に試し焼き板と蓋の植線を終わり、昨日・今日で身の方の柄の3分の2が終了。 明日の午前中には植線を終了する予定です。あとは来週一杯で色彩を決定し、20日頃から施釉に入りたいと思っているのですけれど。





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 試し焼き 2006/05/19

蓋の試作 身の試作

10日ほどかかって試し焼きが終わりました。柄が小さいところへ持ってきて幾何学的に分割線を入れたりしたので配色に苦労しちゃいました。

水差のように、平面に近い状態の蓋が乗るものに具象の柄を入れるというのはなかなか難しくて、去年のように帯状に入れるのならまだいいのですが、ヘンに3分割したから・・・ まァ、いい経験でした〜
抽象のつなぎ模様みたいな方が纏まりやすいというのは重々わかっているんですけれどね〜 (^^ゞ

中央の幾何模様が色が強すぎるかしらね?? ま、つまみも付くことだし、何とかなるでしょう〜 ♪





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 一番差 2006/05/20

一番差・身 蓋の試作

今朝は7時から一番差に入りました。身の方の施釉、所要時間7時間でした〜 現在3時前です。これから蓋の方の施釉に入ろうかどうしようか、迷っています。蓋の方はほぼ1時間もあれば出来ちゃうんでしょうけれど・・・

リビングに座布団を敷いて水差をウマにかけて座り尽くめの7時間、5時間を過ぎた辺りからお尻が痛いよぉ〜〜 自前の座布団がないからちゃんと座布団を敷いているのにもかかわらず、お尻の骨が当たるんだなぁ・・・ ひょっとして青アザかも?? 去年まではこれほどじゃなかったんだけどな。年々歳々だなぁ・・・ と、思わぬところで歳をとったことを実感しちゃったわけで・・・ (^^ゞ

ま、何のかんのと言っているうちに終わっちゃうんだから、引き続き、蓋の一番差にかかります〜 蓋の方はウマの必要がないので椅子で出来るし、それほどお尻も痛くはないでしょうしね〜♪
ということで、やっちゃいました。





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 二番差 2006/05/25

二番差・身 蓋の試作

やっと二番差が終わりました。なんだか今年はてこずっています〜
お天気のせいか、トシのせいか、なんだか座っていると仙骨の辺りが痛くなって気になってしょうがない。
イマイチ集中力に欠けてるかも・・・(泣)

まぁ、それでも一番時間を食う工程は終わり、三番差は4〜5時間がんばれば終わるでしょう。今月中には焼成は終了すると思います!





 三番差 2006/05/29

三番差

昨日、三番差が終了いたしました。冷めていく間も貫入の入る音も気配もないし、素直な形ですから大丈夫だろうと釉止めの切り落としもしちゃいました。

6月5日にさやかちゃんが来ると言うのでその時につまみの制作の依頼をする予定です。ですから、蓋の方の研磨を先に済ませる予定です。身のほうは5日が過ぎてからと言うことになります。
これから5日まではつまみのデザインと研磨です!





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 蓋の研磨 2006/05/31

荒砥 蓋の研磨を始めています。「つまみ」の打ち合わせまでに蓋の研磨だけは終わっておきたいからです。
これは荒砥の掛け終わりで、#400を掛け終わったところです。


中砥 1日・2日と中砥を掛けました。少し艶が出始めています。
日曜日までには完成するつもりですが・・・


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 荒砥 2006/06/05

荒砥 身の研磨に入っています。
やっと、ほぼ荒砥が終わったかな? というところです。
ここまで、休み休み約3日。400番まで掛け終わりました。

本日はさやかちゃんが来てくれたので「つまみ」の打ち合わせをして
ワックス型が出来るまで、念のために蓋を持っていってもらいました。




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 中砥 2006/06/08

中砥 #800と#1000の中砥の状態です。大分艶が出てきましたでしょう?
お教室が挟まったり、なんのかんのと雑用で、合間を見ては3日ほどかけました。
まぁ、このくらいのペースの方が体が楽でいいのですけれどね。
明日からは仕上げ砥です。
仕上げの#1500が一番時間がかかりますし、その上、東海伝統工芸展も昨日から始まっていて、来週はあまり仕事になりそうにありませんが、多分、来週中には仕上がるのではないかと思っています〜〜




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 つまみのワックス型 2006/06/11

中砥 中砥

さやかちゃんから、つまみのワックス型が送られてきましたので、まだ研磨は途中なのですけれど乗せてみました。
ワックスで出来ている状態ですので色が青いのですけれど、もちろんこれを型にして銀で鋳造してもらうわけで、仕上がりは銀になります。
これで良さそうですので、明日送り返して、早速鋳造してもらいます。
本体の方も大分艶が出てきましたが、ちょっと修正したいところも見つかって、もうちょっと時間がかかりそうです〜〜(泣)





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 仕上砥 2006/06/15

仕上げ砥 とりあえず、これでひとまず完成といたします。ちょっともう体力切れ〜〜
26〜7日につまみの鋳造が出来上がってくる予定ですので、それを待って一緒に覆輪掛けに出します。
7月の頭にyuuちゃんとイギリスに遊びに行ってきますので、帰国の頃には覆輪が仕上がって来る予定。
まだ、多少、研磨の荒いところがあるのかもしれませんが、出品は8月ですから、帰国後にまた新たな目で確認しつつ修正出来る時間があるでしょう〜
今はもう、ちょっと見たくないよ・・・ 早く箱に入れてしまいたい! 見飽きたかも〜 (^^ゞ

今度アップする時は、覆輪とつまみが付いた状態になります。多分、7月末だな・・・
多分その時には、ちょっと冷静に作品が見えるかもしれませんが、今はさっぱりわからん!




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 つまみの仕上がり 2006/06/22

中砥 中砥

つまみが出来上がって来ました。とても丁寧な仕事で、イメージ通りでした。さやかちゃん、ありがとう〜〜!
これで、残すは覆輪がけだけとなりました。つまみをいぶしにするか、あるいは色を入れるかは、覆輪がけが終わった段階で決定する予定です。





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 完成 2006/07/29

完成品 イギリスから帰ってきたらすぐに、覆輪が送られてきました。何となく時差ぼけ・暑さボケで、しばらくほったらかしで・・・
まぁ、覆輪を艶消しにするのか、或いはいぶすのか、と、多少の迷いもあったということでもあるのですが。
結局のところ、艶消しにもいぶしにもしないで、そのまま磨き上げて取り付けました。

まぁ、私らしくもなく、かなりおとなし目に仕上がっており、いぶしたりすると余計に地味目に上がってしまいそうだったからです。
8月3日に発送、結果は8月29日に発表みたいです。
まァ、今年はちょっと期待薄だなぁ〜 (^^ゞ




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 結果発表 2005/09/01



今朝、結果の発表がありました。
おかげさまで、入選しておりました。ありがとうございました〜〜
3回続けて入選と言うのは、恥ずかしながら初めてで・・・ (^^ゞ

でもって、yuuちゃんも無事入選!! 彼女はこれで入選4回をクリアして、無事正会員に格上げなの〜〜 正直のところ、こちらの方がよほどうれしいニュースです!!! それに、陶芸でお世話になっている成毛ちゃんも入選してたし、今年はばんざ〜いですぅ。

9月26日より日本橋の三越を皮切りに展示されます。地方会場へ作品が巡回するかどうかはそれを過ぎないと判明致しませんが、また近々、展覧会情報へも載せようと思っていますのでお近くの会場でご覧いただければ幸いです。





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