2017・七宝水指 秋霜
今回は、絵柄が重層的になるように組み立てたので、下地作りに手間取って3日ほどかかり、やっと絵付けを済ませました。写真が下手くそでわかりづらいかも〜
to this top. | to home. |
やっと植線が終わりました。
平行線が多い図柄ですので、慎重に3日がかりの作業でした。底に銘を植線してありますので逆立ち状態ですけれど。
to this top. | to home. |
試し焼きは先月あたりからボツボツはじめていたのですが、まぁ、こんなものかしら?
今回はなかなかの難物で、構成、色彩共にかなり苦しみました。
左側が4枚目、右側は3枚目の試し焼きです。1枚目、2枚目は完全にボツ! ゴミ箱行きでした…(^^ゞ
右の方は、私がお遊びで続けている陶芸の壷の蓋に仕立ててみました。こちらの方は色付けの試しと共に、ツマミの取り付け軸の試作でもあります。ツマミは銀で作るほどのものではありませんので、入手した銘木の端切れを削って私が作ったものです。
3月中に一番差は終わっていたのですが、アップが遅れました。この後、アトリエ展を済ませ、その後情けないことに帯状疱疹に罹ってしまい、現在、療養中、続きは5月からです。大分よくなりましたので、やっと本日、画像がアップできていないファイルミスの書き直しと、一番差のアップを済ませました。
左が表柄、右が裏柄です。
やっと帯状疱疹も発症から2週間が経ちおかげさまで多少好転しはじめて、昨日、朝7時から二番差に入りました。
所要時間は9時間でした。終わった途端、もうだめ〜〜って感じで背中が痛くなり、まぁ、無理はするまいと、焼成は今朝にまわしてそのままバタンとお昼寝しちゃいました。
今朝9時に無事焼成を終わって、昨日使ったままにほったらかしにした釉薬の「ふのり」の洗い落と作業を済ませ、施釉に使ったさらし8枚ほどを洗って干して、さて、今日はのんびりします。無理してまたぶり返したりしたら大変ですもん!
3番差は多分4〜5時間で終わるはずですから、これで座りっきりでの長い集中力の必要な工程は終わりです。そう思うとほっとします〜〜
to this top. | to home. |
昨日、三番差を終わりました。所要時間は午前中4時間ほどで済みました。午後から焼成をと思っていたのですが、友人が来てお喋りしたので焼成は今日に回しました。
これはこのまましばらく様子見として、蓋に取り掛かろうと思っています。今回は蓋の仕様を変更しますので、持ち手の取り付け用の軸作りです。連休明けまでに取り付け軸が完成すればいいなぁと思っています。まぁ、なれない仕事ですから慎重にやらなくっちゃ〜
それが終わったら、釉止めの切り落とし作業に掛かります。
to this top. | to home. |
本日は蓋のツマミをねじ込む軸の作成と取り付けをいたしました。
今までは蓋裏にツマミ留めの隠し金具を取り付けていたのですが、それもやはりちょっと芸のない話で、取り付け軸を直接蓋にロウ付けする方式に変更する予定でいます。その方が蓋裏がすっきりと仕上がりますから。
で、午前中は軸に使用する銅の丸棒に雄ネジを切る作業でした。いずれツマミの方には雌ネジを切ってねじ込むことになります。
出来上がった軸を蓋の中央にロウ付けしてから、下地を作ります。慣れない作業でしたから悪戦苦闘でした… とりあえずロウ付けまでは無事完成。これから下地作りに入ります。
to this top. | to home. |
蓋の下焼きを済ませて、植線まで進みました。本日は銀線の焼付け、一部に銀泥を入れて焼付けする作業までを終わろうと思っています。
to this top. | to home. |
本日は朝から頑張って、蓋を一気に三番差まで焼き終わりました。
体調がよければ明日は釉止めの切り落とし作業に入ろうと思います。
to this top. | to home. |
今日は釉止めを切り落としました。道具は金切ばさみの「えぐり刃」を使い、その後、やすりで調整します。結局の所、一日がかりの仕事でした。
まだ少し本体部分の径が大きいので、また明日、もう少し調整します。
上の左が正面から、右が斜め上から、下は裏柄への柄のつながりです。
この後、研磨は、持ち手の制作をしなくてはなりませんので蓋から始めます。それと平行して持ち手のデザインも決めなくっちゃ〜〜
本体の方は7月初旬までに仕上ればいいことですので、後回しです。
to this top. | to home. |
蓋の荒砥#400をかけ終わりました。口径の調節もありますので、本体の荒砥かけも平行してやっていますが、本体の方はまだ半分程度の進捗具合です。
明日と明後日は本体の方の荒砥かけをやって、口径を合わせます。その後は本体はそのままにして蓋の研磨に邁進しなくっちゃ。
口の口径の調整にちょっと手間取りました。多分、多少の焼き歪みがあったかも〜 と言ってもコンマ数ミリ程度の誤差ですから、研磨で調整しました。#400を掛け終わり、これで本体の荒砥かけが終了です。
左側が口径を合わせた状態、右が#400の掛け終わりです。
蓋の中砥かけ、#800と#1000が終わりました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、だんだんと艶が出てきています。この後、仕上げ砥に取り掛かります。
9日にさやかちゃんがお稽古に来ますので、それまでに蓋を研ぎあげることと、ツマミのデザインを決めておかなくちゃなりませんが、この分で行けば充分に間に合うと思います。
蓋の研磨にもちょっと飽きたので、本体の方にも手を付けようかしら。
to this top. | to home. |
蓋の研磨にもちょっと飽きたので、この週末は本体の研磨を、蓋の#2000と平行していたしました。
左側は#800から始めて#1000と#1500まで砥ぎ進んだ状態です。大分艶が出てきています。右は#2000まで砥ぎ進んだ蓋です。
この辺りまで砥ぎ進むと、研ぎすぎて形が変わるなどと言う心配は全くありませんから、TVを見ながら手だけを動かしています。(^^ゞ
もう一息です。ツマミの打ち合わせはさやかちゃんが9日にお稽古に来ますのでその時に予定していますが、その頃までには仕事終わっているかも〜〜
to this top. | to home. |
ツマミのワックス型が出来上がりました。おおむねこれでいいのですけれど、天の部分がツルツルピカピカになっちゃうのはイヤなので、少し窪ませて、地荒らしのテクスチャーをつけてくださいとお願いしました。 さやかちゃんの仕事はいつも確実ですから、あとはもうおまかせ〜ってことで。
to this top. | to home. |
昨日覆輪が到着しました。覆輪加工作業で多少汚れがついていますので、もう一度重曹で磨いて、多少覆輪との調整をしてから蝋引きのし直しの予定です。今は覆輪もツマミも仮留め状態ですけれど。
写真、蓋にツマミが写りこんで見えますけど…
今年は、アトリエ展最終日に発症した帯状疱疹が、高齢者は長引きますよと言うお医者様のご託宣が見事に当たって、まぁ、痛みは1ヵ月ほどで治まったのですけれど未だに時々モゾモゾっと痒くなって、参っちゃう〜〜 そのせいか、仕事に集中するだけで手一杯で、写真を撮るの、アップするの、などという余裕は全くなかったようで、ふと見るとまぁ、仕上げ砥ぎやらツマミのたたき台やらは歯欠け状態の制作日誌となってしまいました。(^^ゞ
でも、作品の方はまぁまぁ気に入った仕上がりです。今月26日に発送、審査結果は8月24日だそうです。どうなりますやら…??
to this top. | to home. |
今朝ほど朝日新聞紙上ならびに日本工芸会ホームページに於いて、第64回日本伝統工芸展の入選者発表がありました。
おかげさまで入選いたしましたので、ご報告申し上げます。
入選者名簿、会期、会場一覧などは、日本工芸会のHPに載っています。下記よりどうぞ。
機会がございましたら、会場で実物をご覧いただければ幸いです。
地方展のどの会場に私の作品が展示されるかの決定は、東京展会期中になされます。今の所は東京・名古屋での展示だけが決定しております。地方展に巡回が決まりましたら、またここでご報告いたします。
地方展への展示が決まりました。
私の作品が巡回する会場は、以下の通りです。お近くにお住まいの方にご高覧いただければ幸いです。
名古屋展 10月4日〜9日
岡山展 11月16日〜12月3日
松江展 12月6日〜12月24日
高松展 1月2日〜1月21日
福岡展 2月2日〜2月7日
広島展 2月23日〜3月11日
to this top. | to home. |