最終更新日 ; Thursday, 28-Sep-2006 19:25:00 JST

2006・9月


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 プレイバックシアター&マルのこと 2006/09/03


昨日は久しぶりにサイコ・ドラマ研究会に出席しました。ところが主催者の磯田先生が所用でご欠席、ディレクターのいない状態では出来ませんから、プレイバックシアターにするとのこと・・・
プレイバックシアターって、一体何よ?? と皆目わからないままに参加して・・・

結局のところ、プレイバックシアターとは、参加者の一人が何かしらの体験を話し、その体験を即興劇にして役者(アクター)役になった参加者が再現(プレイバック)する、というものでした。
多分、「劇」という仮想空間の中であるという意識を持つことによって、現実感を排除して抑圧を取り除き易くするという技法なんだろうけれど、私みたいに一人暮らしで、しかも勝手気ままに生きている人間にとっては大して抑圧もないわけだから発散したいものもなくて、なんだか気恥ずかしいばかりで、(サイコドラマにしてもそれは言えるわけだけれど・・・)
まるで大人の「おままごと」だなぁ、と思いながら参加してきました。

人の抑圧って、こういう(つまりサイコ・ドラマやプレイバックシアターなど)の技法で解決に向かうものなんだろうか? それって、あんまり簡単すぎない?? などと疑い深く考えているわけなんだけれど。
まぁ、もともと私自身が「動的」なタイプの人間ではないし、行動するよりもじっと観察して頭の中でこねくり回して結論に達するというタイプだからなのかもしれませんけどね・・・ 今回で3回目の参加なのだけれど、いまだに違和感はぬぐえないでいるわけで・・・

「心のケア」が大流行のご時世だけど、心って自分以外にケアできる人なんていないんじゃないのかしら、と、その「心」の部分で他人からのケアを求める依頼心を持ったら、到底できないことなんじゃないのか、とも。
野生の獣が洞窟にこもって傷口を舐めるのにも似て、時を待つ辛抱強い強さこそ、必要なものなんだと思うんだけどね・・・


と、ここまで書いていたら後ろの方で猫の鳴き声が・・・ 野良猫のマルです。って、勝手に名前をつけているだけなんですけど〜 多分、今年の春児だと思うのね。やせっぽちのまだ子猫の域を出ていないかなり器量よしの(猫の眼から見たらわかりませんけど〜)メス猫です。
普通、雌猫は用心深いから雄猫と比べるとなかなか慣れないのだけれど、この猫は割りと早いうちから「このオバサン、甘そう・・・」と見極めたのか、来ると鳴いてエサの催促をするようになっていました。
で、エサをもらって食べている間に、そっと背中を触ってみたのよ。最初はびっくりして飛びのいていたのだけれど、3回目にはじっと触らせるようになり、それから今度は自分から擦り寄ってきたの〜

で、今は翔太とお見合い中〜〜
さて、このマル、果たして我が家に棲みつくか否か?? 後は成り行き次第、或いは翔太次第だな。ご縁があれば棲みつくだろうしなければどこかへ行くだろう。来るものは拒まず去るものは追わずだわ・・・







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 猫騒動 2006/09/12


先週は猫騒動の1週間でした。 というのも、押しかけ養子のマル、結局のところ居つきそうな気配なのでとりあえず健康診断を受けさせたのです。野良暮らしだったから回虫がいるかもしれないし、悪い病気を持っていたりすると翔太にうつってもいやだし、というわけです。

で、翔太の主治医のところへ連れて行きました。まぁ、検便も大丈夫だったし、耳の中にもダニがいる気配は無いということで一安心。5種混合ワクチンも接種させて・・・ 最後に身体を触診。
「あれ? 妊娠してるのかなぁ?」
「へ??」
CTで映してみると・・・ げ! いるわ・・・ こんなにチビなのに既に不順異性交遊済みだったのか〜〜 相手はぶっちゃんかもね〜
「あぁ、妊娠2〜3週って所ですねぇ、この大きさならごく普通の避妊手術で済みますけどどうします?」

どうします? って、そりゃ、避妊させるしかありませんよねぇ・・・ どこぞの作家さんみたいに生まれた子猫を崖から投げ捨てるなんて芸当は私には出来るはずも無く、かといってたちまちねずみ算式に増えて猫屋敷になってしまっても困る・・・
どっちみち、年内には避妊させなくちゃと思っていたのだから前倒しだわ。
そこで避妊手術をお願いして、マルはそのまま1泊。翌日迎えに行くことになりました。

で、その翌日。朝から太極拳の自主練習にでかけ(今月末に県民スポーツ祭があり、それに出場することになっているのに、このところのサボリ過ぎがたたってこの期に及んで確実に覚えていないという有様で・・・)午後からは七宝のお教室でしたから、お教室の始まる前に引き取りに行ったのです。
家に戻ったのは11時半過ぎ。

でも、戻ってきてケージから出して様子をみたら、妙に元気が無いの。なんだかフラついてる。おかしいなぁ、と思って見ていたらなんと傷口から出血してるの・・・
時計を見たら11時50分。12時で病院は昼休み。慌ててすぐに電話をかけてもう一度病院へ舞い戻って、その頃にはマルはぐったりしちゃって震えているのか痙攣しているのか・・・
あらら、飼ってやるつもりが殺しちゃうことになるのかしら?? なんてこった!!



先生も慌てたように出ていらして診察。傷口の周りが内部での出血のせいだろう、紫色に腫れ上がってる。
「どうも止血がうまく行っていないようですね。こちらの責任ですから再手術させていただいてその後しばらく様子を見たいのでお預かりさせてください。」
「持ち直すでしょうか?」
「さぁ・・・ とにかく夕方にはこちらから様子をご連絡いたします。」

まぁ、こうなってしまえば後はマルの持つ運に任せるしかない・・・ でお預けして帰宅。 私はお金を払って親猫共々殺しちゃうのかしら? 「子猫殺し」よりタチが悪いや。などとグズグズ考えながら午後の仕事をこなして〜〜
夕方に電話が入り、何とか持ち直したとのことで、少しほっと致しましたが。

翌日、菊川へ行く途中で様子を見に病院へ立ち寄って。まだぐったりと点滴につながれて寝ていましたけれど顔つきははっきりしてきていました。
「まだ食事が取れていませんので、もう2〜3日預かります。」



エリザベスカラー

そんなこんなで3日ほど入院し、昨日やっと退院の運びとなり、エリザベスカラーをつけられたまま戻ってきました。
エリザベスカラーって、ホラ、エリマキトカゲみたいなヤツです。傷口を舐めないようにと付けられている訳で、まぁ、元気一杯! 動き回ってあちこちにカラーが突っかかり・・・
数日の入院で看護士さんに随分可愛がっていただいたらしくすっかり甘ったれになっておりました。

夕べは心配でしたので、それまで寝室には入れなかったのですが私のベッドの上で寝かせました。夜中にマルが寝返りを打つたびに私の顔にエリザベスカラーが当たり、何回も目が覚めて今日は寝不足です・・・

翔太はふてくされて家出中だし・・・
この間まで翔太とも仲良くしていたのですけれど、多分翔太がエリザベスカラーにぶっ魂消たのかも、ハァー!!っと歯を剥いて怒るの・・・
まだまだしばらくは猫騒動で振り回されそうですわ・・・ さて、翔太を探しに行ってこなくっちゃ・・・ 私は一体何をしているんだろ??? アホや・・・







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 記憶力減退! 2006/09/18


ハリケーン崩れの台風が九州を通りましたが、九州地方の皆様、大丈夫でしたか?
被害がないといいけれど。お見舞い申し上げます。

さて、来週の日曜日にスポーツ祭があり、実は太極拳でそれに出場することになっています。
種目は去年から始めたばかりの太極功夫扇(たいきょくカンフーせん)なんだけど、実はまだあんまりよく覚えていないのね。(^^ゞ
で、ただ今特訓中で〜〜す!

団体での出場だから、目をカメレオンのように前後左右に動かして回りの動きに合わせれば何とかついていけるのだけれど、目線も大事だからやっぱりちゃんと覚えなければ・・・ リビングのテーブルを寄せて空間を空けて、CDでバックミュージックをかけ教本を広げて練習しているんだけど・・・

6段もあってけっこう長いし、各段ごとに緩急が激しくてリズムに乗るのが大変。しかも3段と5段の動きが途中からごっちゃになっちゃったりして。
去年は随分サボっちゃったからなぁ・・・ などとぼやきながらつじつま合わせに必死なの〜

功夫扇は名前の通りカンフーの動きに近いので、ゆったり流れる動きではなくてキビキビした動きの連続で決まりポーズでは手足をきちんと伸ばしきらなくてはならないし、からだの中心線が少しでもぶれると動きに負けてヨロヨロしちゃうし息切れしてくるし、何より記憶力の減退が問題だな〜 すぐに忘れちゃう・・・
今に始まったわけではないけれど、げ、こんなに記憶力が落ちてるわけ?? ってなものですわ・・・ まぁ、まだ1週間あるし、大体の動きの順番はやっと体が飲み込んできたから、これから目線の動きも含めて細かい動きを詰めておかなくっちゃ。

太極拳の扇は日本の扇と違って開くと横幅が60センチもある大きさで、要が緩くて、それを開いたり閉じたりするたびにばさっと言う大きな音が出て、最初のうちはその音に猫が飛び上がってびっくりしてたけど、毎日やっていたら驚かなくなりました。 (^^ゞ
この扇が下手をするとすっ飛んでしまうんですよね。前に別な扇の競技で出場した時に、隣の人の扇が私の目の前を飛んでいったことがあったけど・・・ かなりの迫力でした・・・

毎日、朝晩2回、3〜40分程度の練習をしているのですが、そのせいか、はたまた秋めいて涼しくなったせいか、食欲が出ています!! これは思わぬ効果だったな〜♪





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 抜糸 2006/09/19


先ほど、マルの抜糸が終わりました。で、もう大丈夫だからとエリザベスカラーともオサラバして・・・ やれやれ、一段落。
体重を量ったら3.1キロ、なんと手術前よりも500グラムも太っていました〜
あらら、この分ではマルもデブ猫路線まっしぐら、かしら?? でも、かなりのお転婆娘みたいですから、外へ行き始めれば大丈夫だと思うんですけどね・・・ 何しろエリザベスカラーをつけたまま、ベランダの1メートル近いフェンスの上に飛び乗って駆け回っていたくらいなんですから。

相変わらず翔太の方は下の私の仕事部屋に立てこもり中で、夕べも一晩中そこで暮らしていました。翔太のことも気がかりで下に行ってホヤホヤしていると上でマルが大声を出して私を呼びます。翔太のほうはジロッ!と嫌そうな顔をして上を見上げて・・・ まだ猫騒動はしばらく続きそうです・・・

今日は気持ちのいい青空が広がっています。お彼岸ですものね〜 暑さも一段落なのでしょう。でも今年はまだ彼岸花が咲きません。蕾は出始めているのですが、大分遅れているようです。
これから先日予約しておいた来月の名古屋行きの「ぷらっとこだま」の切符を受け取りに駅まで出かけますから、ついでにいつもの乾物屋で小豆でも買ってきて、週末にはまたおはぎでも作りましょう〜〜♪





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 県民スポーツ祭 2006/09/24


県民スポーツ祭、終了しました!
この1週間ほど、まぁ一生懸命練習した甲斐があって、どこも間違えずに表演できて、良かった〜

一昨日は仕事が終わってから和の所のダンススタジオへ出かけて、ダンススクールの生徒さんたちのレッスンが終わった後、鏡のあるフロアを使わせてもらってのレッスンもしたんです。鏡で姿を見ながらレッスンすると、動きの大きさの必要性がよくわかります。だから今日は背筋を伸ばしてメリハリをつけて、チビチビしないで大きく動くことを念頭においてがんばったの! 夏中の水中ウォーキングの効果もあって、足の筋肉が出来てきたってのも大きいかも・・・

皆さんから褒めていただきましたよ! 別に上手だからと言うわけではなくて、よく短期間で覚えて、つじつまを合わせたね、ってな所なんですけどね。
考えてみれば、一夜漬けは昔から得意だったしぃ〜〜 (^^ゞ
なんて、自慢にはなりゃしませんけどね・・・

先ほど戻ってきて、団体でしたからお揃いのカンフーパンツ、私は黄色を持っていないので人からお借りして使わせていただいたので、それを明日お返しするのに洗濯したところ。化繊だからすぐ乾くし、今夜アイロンをかけておかなくっちゃ〜

何はともあれ、無事に皆さんの足を引っ張らずにおわってほっといたしました!!





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 一日講習会 2006/09/28


島田市の朝日カルチャーからの依頼で、今日は七宝の一日講習会に行ってきました。
会場はJR島田駅前のビルの2階です。
これが車で行くとけっこう遠いんだわ・・・

お話をいただいたのが7月くらいのことで、時期的に余裕がありましたので、菊川に出かけるとき、ついでに2度ほど、道順を変えて行ってみていたんだけど、結局のところ、いつも菊川へ行く道を途中から藤枝方面に曲がってまっすぐ、と言うのが一番近くて、それでも片道1時間15分・・・

行って帰って2時間半、講習が2時間・・・ なんてこった、移動時間の方が長いわ!

集まったのは女性6人、男性1人の合計7人でした。人数的には一番やりやすい人数で。 まァ、皆さん出来栄えにゴキゲンで帰ってくださいました〜
今回は仕事が丁寧な方ばかり集まっていらしたから、3時までの予定が2時半で終了。片付けて3時には向こうを出ることが出来ました。

カルチャーの方では来月からお教室を立ち上げたいらしいけど、それに関しては人数次第よね、と言ってあります。往復時間がかかりすぎですから、あまり小人数だと疲れるばっかりですもん!
まぁ、今日はお天気が良かったし、ちょっとしたドライブ気分で楽しかったのですけれどね。
でも、やはり夕方に戻ってきてからは昼寝しちゃいました。(^^ゞ
もしかしたら通い慣れれば、たいした距離ではないのかもしれませんけどね。よくわかっていない道は緊張しますから。

話は変わりますが、我が家の猫騒動は一段落で、翔太とマルは仲良くやっています。ただ、マルが大層なお転婆娘で元気一杯過ぎるので、時々翔太は辟易したように外に逃げ出します。何しろこの間はタンスの上に駆け上がって、上においてあった箱を蹴落としてくれました・・・

でも、今日のように私が留守をしている時は、ずっと2匹で留守番をしているようで、帰ると必ず2匹で出迎えてくれます。翔太もさびしくなくていいのかも・・・
まぁ、オス猫とメス猫の組み合わせですからお互いに慣れるのは早いんでしょうかね〜





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