最終更新日 ; Wednesday, 05-Dec-2007 17:49:00 JST

2007・11月


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 偽装 2007/11/


まァ、世の中偽装だらけ・・・ 今度はニチアスの耐火壁ですって。大量生産・大量消費、しかも長い間デフレ傾向が続いているのですから企業の方もあらぬ方向で多大に涙ぐましい企業努力を続けているってことでしょうか?

世の中、どうかしているんじゃなくて、とっくに「どうかしていた」ことが続々と隠し切れずに表面に出始めているだけのことかもしれない。

企業の側だけがどうかしているわけじゃない、私たち消費者の方もやっぱりかなりどうかしてるんだという気もします。マニュアル信仰どっぷりだもの・・・

でも、ひょっとして、相次ぐ食品関係の「偽装報道」は、C型肝炎問題やら給油疑惑、守屋さんの便宜供与疑惑やらの国を巡る深刻な問題から私たちの目をそらすための「オトリ報道」ってわけじゃないだろうな? なんて、多少へそ曲がりの私は考えてしまうこともあるわけで・・・
物事には重大性の大小があるはずだもの。小にかまけて大が霞むってこともあるでしょう?

守屋さんのことから端を発して、防衛省幹部にGPS機能付きのケイタイを持たせることの検討を石場さんが示唆したというようなニュースを先ほどちらっと聞きました。おいおい、小学生並?

結局のところ倫理観の欠如、責任感、使命感の欠如、人間力の欠如でしょう? それをマニュアルをもって補うことって可能なのかしら? どこか、根本的なところが腐ってるのだから、周りにいくらつっかえ棒を立ててみてもどうにもならない気がする・・・ 所詮、マニュアルってそれを逆手にとって隙間を縫うようなことがその気になれば可能だものね。それに、マニュアルにはそれさえ守っていれば責任を回避できるという側面があるわけだし。マニュアルに従うことで人は思考力、判断力を失い続けるのではないだろうか?

などと言いながら、今朝は何も用意をしていなかったので到来もののレトルトのふかひれスープに残りごはんをぶちこんだ「ふかひれ粥」で済ませちゃいました。
何を食ってるのか本当のところはわからないなぁ、でもまァいいやと、ちょっと覚悟をしながらね〜〜 だらしがないことではあります。 (^^ゞ





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 塀? 2007/11/02


夕べの7時半過ぎ、何気なく寝室の窓から外を見ると・・・
家の前の道の向こう側に何やら金属の塀のようなものが斜めに建っていました。そこはかつてお隣の大きなみかん倉庫が建っていたところで、その納屋がどうにもこうにも古びて今にも崩れそうで危ないということで取り壊し、今は空き地。しかも道から1メートルほども下がっている窪地なのです。ウチから車を出す時にバックで出しますから最初のうちは落ちそうで怖かった・・・ もうすっかり慣れましたけれど。だから塀を建てたのかしら?
その前で男の人が二人、一人はケイタイを手に何やら話をしていて、もう一人はやはりケイタイを手にして、こちらの方はどうやら「塀」の写真を撮っている様子。
暗いので目を凝らして見ると道端には沢山の段ボール箱が積み上げてあります。 あらら、これは塀ではないわ。車? 車が横倒しになってる? そうよ、あれは車の下側だわ・・・ げ、落っこちたの? さっきの女の子かしら?

その少し前に玄関のチャイムが鳴って、出てみたら宅急便の20代前半ほどに見えるお姉さんが・・・
「あの〜 ○○サンのお宅ってどこかわからないでしょうか?」
「え? ○○サン? この町内ではないわね。ちょっとわからないわ。」
「そうですか・・・」
「あ、ちょっと待って。町内の地図があるから調べてあげましょうか?」
「あーー済みません、助かります〜〜」
で、調べて、ウチの真下のアパートの住人であることが判明し、道を教えて。
「遅くまで大変ね、配達も。気をつけて行ってね。ご苦労様! がんばってね。」
  「ハイ! ありがとうございした、がんばります〜」 と、なかなか元気な女の子でした。

慌てて外に出て、写真を撮っている男の人に話しかけました。
「落っこちちゃったの? ドライバーさんはさっき来た女の子かしら? 怪我はなかった?」
「そうなんですよ。ご迷惑掛けて申し訳ありません。ええ、怪我はなかったようです。ここで方向転換して頭から落ちちゃったみたいです。」

ものの見事に横倒しになって窪地にはまり込んでいます。怖かっただろうな、可哀相に。きっと初めてきた道で、暗くてこんな窪地になっているなんて気が付かなかったのでしょう。せめて杭でも立っていればよかったのだけれど。
多分アルバイトだわ。初めて来た、しかもアルバイトじゃ、ここでユーターンなんて無理だよ・・・ レッカー車じゃどうにもならないな、多分クレーン車がくるしかないよな。

まぁ怪我はないということで安心して家に入ったのですけれど、それから1時間ほどしてやはりクレーン車がやってきて持ち上げて。横倒しになっている車の「お腹」は随分大きく見えたのですが、引き上げられたのは軽でした。あらら、状態が変わると大きさって随分変わって見えるものなんだ、と、おかしなところに感心したりして。
車の方は自力で走って、でも走り出すと真っ白な排気ガスをもうもうと上げていましたからどこか痛んだみたいでした。

配達業務も街中ならいざ知らず、このあたりではよほど慣れていないと危険が一杯。以前にもユーターンしようと格闘しているうちに道幅目一杯にはまり込んでいた女性ドライバーさんがいましたっけ。しかも助手席にまだ幼稚園にも行っていないくらいの子供を乗せていたからびっくりして駆け寄って、せめて子供は降ろしなさいよ、お預かりするから、と声をかけたことがありました。

まぁ、アルバイトも大変。ああいうアルバイトってどういうシステムになっているんだろう? 車やガソリン代は会社がもつのかしら? ガソリン代も大幅に上がったしなぁ。ガソリン代まで個人持ちでは合わないよな。その上事故・・・ 事故処理の費用は会社の保険かしら? でもドライバーさんにも責任あるしなぁ、などと。

ところでガソリン代。常々思っていたことなんだけれど、ガソリン税の上に消費税がかかるっておかしいと思いません? 二重課税は税法上禁止されているんじゃなかったかしら? なんで二重に課税されているんでしょうね? この際、そこだけでも見直していただきたいものだわ。何しろリッター¥150時代の到来ですもんね〜 容易じゃないわ。(泣)





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 再び、消費期限 2007/11/06


今朝、消費期限の設定ガイドラインについての報道ニュースがあった。起き抜けにチラッと聞いただけだから、私がまだ寝ぼけていたのか? 正確かどうかはわからないのだけれど・・・ 1例として売れ残った消費期限切れのフランスパンでラスクを作って販売するのはいけないと伝えていた。何それ? 私の聞き違いかしら? ラスクにしてもフレンチトーストにしても、硬くなったフランスパンの美味しい食べ方でしょう? フランスパンの消費期限が切れていることだけがその根拠?

ちょっと違うんじゃないの? 本来、消費期限って製造した企業が責任を持ってその品質を保証する期間のことでしょう? その意味で言えば消費期限の再設定だって違法ではない。まァ、製造日の改竄は違法なんだけれど、製造日と消費期限とは本来切り離してもいいはずの事柄なのではないだろうか? 消費者の手に渡って後の管理のことは、消費者の自己責任のはずだよ。
赤福なんて、その点、まぁまことに行き届いた管理をしていたわけで。管理方法をちゃんと「.」や「−」で記載していたんだもの。かえって衛生管理、保存管理が徹底されていたと言えるかもしれないくらいだ。誰も腹痛や食中毒をおこしたわけでもないし。

消費期限が暴走している・・・ 一度付けた消費期限が、付け直してはいけないものだと言う認識が徹底されたらどれだけの無駄が発生するのだろうか? それって企業コストを押し上げることだし、いずれは消費者にも跳ね返る。
それよりも、ただでさえ世界一食材を無駄にしている日本という国が、更に・・・ あーー こんなことをしていたらバチがあたるよ。

売れ残ったフランスパンをラスクにして、その賞味期限を設定する、餡に火を通して再び使用する、それがなんでいけないのか? 私には全くもって意味不明だ・・・ それは企業がその責任を持って品質を保証できると考える以上、堂々とやってもいい事柄なのだと思うのだけれど。

消費期限については、感情論ではなくもっと冷静にそのあり方を考え直すべきではないのだろうか? とにかく一連の製造日、消費期限の偽装問題は、マスコミの報道の仕方、消費者のあり方も含めて問題が大きいと、私は思っている。





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 休日 2007/11/11


先月以来、2回、郵便物の遅配でウロウロいたしました。最初のは名古屋に出した普通郵便。土曜日の午後に投函したものが火曜日になっても届かなかったわけで、先方さんから問い合わせが来て、だけど配達証明を付けたわけではないし書留でもないのだから追跡の仕様がない・・・
で、もう1回は現在進行形です。こちらの方は私宛に10月末日に出されたものが今現在届いていません。まァ、こっちの方は書留ですので、昨日、問い合わせを開始していただくようにお願いいたしました。

DMではない郵便物なんて最近は数えるほどしかないのに、その少ない数のうちからこんなに立て続けに2回も起こるなんて、これって民営化の影響でしょうか? こうなる可能性は充分あるのかもしれません。

大学受験生を持つ友人に、危ないから日にちに余裕を持って投函した方がいいわよ、なんて忠告してしまいました。
これからは受験シーズンで、○○日必着なんて事が沢山あるわけで、郵便物はこのくらいの日数で届いて当然などという考えは捨てた方が良いかも・・・
みなさまもお気をつけくださいね。

さて、昨日、出かけた先で友人から頂戴したDVD「女殺油地獄」(1984)と「心中宵庚申」(1984)
午後から立て続けに見たら、大変面白かったけれどちょとシンドイ・・・
かなり昔のNHK制作で「女殺・・・」の方は松田優作・小川知子「心中・・・」は音羽信子・滝田栄・大地喜和子 原作はおのずと知れた近松門左衛門。演出は和田勉、というのが本当のところはちょっと心配したのだけれど。(*~~;

近松の心中ものは、まァ、言わば今で言うワイドショーみたいなもので、当時世間を騒がせた本物の事件をベースにしているわけで、そう思ってみると油地獄の与兵衛なんて現代のわけのわからない事件を引き起こす若者と瓜二つ。いつの時代にも手前勝手な意味不明の事件はあったわけで・・・ 松田優作はそのアブナイ雰囲気といい全くのはまり役だわ。
「心中・・・」の方は原作とはちょっと筋立てが違っているようでしたけれど。確か原作では姑が甥に身代を渡したくて養子とその嫁をいびり出そうとするのが事の発端だと思ったんだけれど、この作品では姑が養子に横恋慕する話になっている。音羽信子がその姑を演じたのだけれど、そのあたりはイマイチ唐突な印象で・・・ ちょっと老けすぎてるからかしら?
それとは別に余談ですけれど、ここ20年で、日本の女優さんがいかに和服が似合わなくなったのかを再確認しちゃいました〜 体型も心のありようも全て含めてね。(^^ゞ

と、そんなこんなで、本日のオフは終了〜〜〜





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 猫食堂 2007/11/17


ここの所2〜3日、調子が悪いと思っていたらどうも風邪の前駆症状だったみたいです。
昨日の夜になって喉が痛くて咳が出始めたので、夕べは風邪薬を飲んで早々と9時過ぎには寝床にもぐりこみ・・・
今朝7時まで、ぐっすりと寝てしまいました。おかげさまで少しは良くなったような。やっぱりタバコは不味いけれど〜 (^^ゞ
明日は、ご近所で親しくお付き合いをしていたお宅の奥様の、1周忌の法要にお招きをいただいているので、お寺さんは寒いからなぁ・・・ 今日のうちに治しておかないと。

若い頃の風邪は、バタバタ動いているうちに突然に熱が出てバタンって感じだったのだけれど、最近は、仕事に気が乗らない、何もする気にならない日が2〜3日続いてそれから始まる。だから、熱が出たりする前にこりゃ風邪だなと気付いて、それなりの処置が取れるわけで、寝込むほどひどくすることもなく過ごしているのだけれど、それもやはり体力の衰えた証拠かもしれませんね。

今日はご注文をいただいている額絵の植線などしながら、イヤになったら本でも読みつつ、家で暖かくしておとなしく過ごしましょうか。

今朝も8時に、野良猫のぶっちゃんが朝ご飯を食べにきました。猫食堂「おにこ亭」は大繁盛・・・
8時にぶっちゃんがやってくるのは翔太も承知しているらしく、その時間になると顔をあわせずに済ませようとばかりに翔太は私の仕事部屋の日当たりの良い窓辺に引っ込みます。おかげでぶっちゃんものんびり朝ごはん。
毎朝ご飯を食べにくるんだからたまにはちょっと触らせなさいよ、とその都度声を掛けて背中をなでるのですが、とたんにへっぴり腰で後ずさり・・・ あらら、愛想のないこと〜〜
それでもたくましく、猫缶をまるまるひとつ平らげ、翔太やマルの残り物も余さずお腹に収めて、それでなくっちゃ野良はつとまらないわよね。
でも、考えてみたら、翔太とマルとのを合わせたよりもぶっちゃんの食費が一番かかってるかもね・・・ あはははは なんのこっちゃ!





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 やべぇ〜〜! 2007/11/23


このところ、なんやかやとしなくてはいけないことが山積していて、ジタバタ忙しく動き回っておりました。で、昨日。ご注文をいただいている14cm角の額絵の三番差の焼成をしていた時・・・
肩の凝りすぎかしら、ふらふらしてるじゃないの、と、ちょっと気になったのですが。

ギリギリの大きさだけど、と、小さい方の炉を使っておりました。で、取り出し。そうしたら作品を乗せて焼成するクラ台というステンレスの台が裏釉に張り付いて一緒に炉から出てきちゃった・・・
いつもならさほど慌てることではないのだけれど、やっぱり疲れていたせいでしょうか、クラ台と作品とを分離しようとしたその時、クラ台がボトリと作品からはがれて床に落っこちたの!

次の瞬間、どういうわけか、素手でそれを掴んで鉄板の上に戻した・・・ 勿論ヤケドよぉ〜 だけどほんの1〜2秒のうちに作品の水平出しは済ませなくちゃならないからそのまま作業は続けて。そっちの方は無事に完了。床も焦げてはいないのだけれど、わ、わ、私の指が〜〜
かなり疲れてるんだ。こんなことするなんて。それともボケかしら???

私はモノをつまむときに、親指と中指でつまむクセがあるから、ヤケドしたのは左手の親指と中指。こりゃヤバイな、何しろ800度だもの。だけど最近はヤケドとはすっかり無縁だったからヤケドの薬はないし…
でも、そこはそれ、婆さんの知恵袋。で、ダダダッと階段を駆け上がり(炉室は地下になっているのです。)庭に飛び出してアロエの葉を切ってきて、皮を剥いてゼリー質の部分をヤケドに貼り付けての応急処置。 あはははは 上を下への大騒ぎってのはこのことだな!

4〜5時間、葉を交換しながら貼り続けたアロエが功を奏して、痛みは来ないままに、今はそこだけ白く触ると硬くなっています。たんぱく質が焼けたんだから、白くなってついでに硬くなるわけだ、などと妙に感心したり。
まァ、疲れているときには何バカなことをしでかすかわかったもんじゃないってこのことだわ。

さて、今日は一段落させて、ゆっくりしよう・・・ 勤労感謝の日、寒くなったことだし、じっくりとおでんでも作ろうかしら?





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