to top. | to the last month. |
昨日は日本伝統工芸展・名古屋展の搬入、飾り付けで名古屋まで出かけてきました。
3時から5時近くまでかかって、入選された名古屋の皆さんと飾りつけ。何しろデパートの展示台は急ごしらえですからなんとも華奢で、男性が上に乗ると今にも壊れそうにギシギシ言います。その上会場の広さの関係上3段構えですから上に乗らないと上段の展示が出来ません。従って、台の上に乗るのは一番吹けば飛びそうな私の役目で・・・ まァ、はるか昔はお転婆娘で鳴らした私ですし、今ではすっかりお転婆サンですけれど、昔取った杵柄というところで台の上に上ったり降りたりと、大活躍(!?)でした。(^^ゞ
その合間に、「ねぇ、この作品、ここの部分の作りはどうなっています?」などと図々しく作者にうかがったりして。皆さんご親切に色々解説をしてくださって、感謝、感謝!!
何しろ、安藤七宝店の職人さんたちですから、様々なことを沢山教えていただけるし、私にとってはこの上ない勉強の場でもあるわけで。
飾り付けを終わってから、皆さんと近くの喫茶店でお茶を飲みながらしばらく七宝談義。それも楽しいことでした。
ついでに名古屋で1泊し、今日は浜松で途中下車。七宝作家の長谷川淑子氏の展覧会が遠鉄百貨店で初日だったからです。
遠鉄の開店と同時に飛び込んで、長谷川先生とお目にかかって。久しぶりの旧交を温めて来ました。長谷川淑子氏は私が七宝界から工芸界にスタンスを移してからも只1人七宝界の中で親しくお付き合いをいただいている作家さんです。色々刺激もいただいて!
お昼過ぎまでお付き合いをいただいちゃいました。
で、家に帰り着いたのは3時近く。久しぶりの1泊でしたので、翔太とマルとは文句タラタラで・・・
家に着くと、葉書が届いており、今回の私の作品の巡回先が決まっていました。
巡回先は大阪と松江でした。どちらも初めてかな? 大阪は2回目かも・・・
お近くの方はご覧いただけるとうれしいことです。
大阪展
第五十五回 日本伝統工芸展 大阪展 2008年10月22日(水)〜10月27日(月)
★そごう心斎橋本店
松江展
第五十五回 日本伝統工芸展 松江展 2008年12月10日(水)〜12月24日(水)
★島根県立美術館
さて、来週月曜日は午後から会場当番。夕方から撤収作業で、また名古屋です。
栄の三越ですので、お暇な方はお遊びにいらっしゃってください。会場でお声を掛けてくださればうれしいですぅ〜〜
やっと色々なことが一段落となりました。何しろ、忙しかったの何の・・・
13日には日本伝統工芸展の会場当番で名古屋まで。午後2時から6時まで立ちん坊で接客。
ネットで私のHPをご覧になってくださっていると言ってお声をかけてくださった鬼頭さん、ありがとうございました!! 初対面でしたけれど「鬼」つながりでしたね〜これからもどうぞよろしく!
6時からは搬出作業でした。諸工芸部門の作品65点を6人で、手分けして、薄紙に包みそれを鬱金木綿に包んでから桐箱に収め、その桐箱を一つずつ段ボール箱に詰めて紐掛けという作業です。諸工芸部門が終わったあとは手の足りない金工部門をお手伝いして。でも、鋳金の作品ともなると随分な重さですから、最後の段ボール箱の紐掛けは日通のお兄さんにお願いしちゃいましたけど。(^^ゞ
終わったのは7時半近く。名古屋駅で夕食を済ませて新幹線に乗って、帰宅したのは11時近くでした。
翌火曜日は一日ゆっくり休もうと思っていたのですが、朝食を食べている最中に、翔太の叫び声が・・・ ど、ど、どうした? と駆け寄ってみると、なんと翔太の歯が、ぬ、ぬ、抜けてる〜〜 ドライフードを噛んだ途端に折れたのか、抜けたのか・・・ 大騒ぎでした。
こちらも慌てふためいて、翔太をケージに押し込んで一路病院へ。
「あーー抜けちゃいましたねぇ。もう12歳になるところだから無理もない・・・ 折れたんじゃない、抜けたんですね。折れたのだとすると根を手術で取らなくてはならないけれど、まァ、残ってはいないようだからこのままで大丈夫でょう。念のため抗生物質を注射しておきましょう。」
ほっと一息のあと、支払いの段になって、げ! バッグ持ってない〜 慌てて手ぶらで来ちまった〜
恥ずかしながら、借金して帰宅。それからとんぼ返りで支払いに出かけ・・・ くたびれ果てて午後は昼寝。
次の日は、光インターネットの工事でした。朝9時から外回りの電話線に光ケーブルのまきつけ工事。それから屋内の電話線の通った壁の中の管にケーブルを通す作業が始まり、それがなかなかはかどりません。何しろ、この家を建てるときにあちこちにモジュラージャックを取り付けてあったので、その管がどこをどう通っているやら、さっぱりわからん。
仕方がないので天井裏に上るということで、天袋に押し込んである荷物を取り出したりと大騒動で、配線が終わったときにはもう午後1時を過ぎて、七宝教室の生徒さんたちが来始めている・・・昼飯くいっぱぐれ〜 お稽古が始まってから大慌てで昼飯かきこんで・・・
木曜日は、一日翔太が元気なく寝ていて、ちょっと風邪気味かも? こっちはこっちで歯医者の予約が入っていたので病院へ。翔太と同じだわ〜 今度抜くことになっちゃった・・・ これも翔太と同じで「トシですからねぇ・・・」(泣)
夜になって、翔太があまりに何も食べないしちょっと心配だったので、ブドウ糖のアンプルが残っていたのを思い出して、注射器で飲ませてみました。割と美味しそうに全部飲んだから一安心と思ったのだけれど、30分もしないうちに全部吐いて・・・
今日は久しぶりに完全オフでしたので、朝からもう一度動物病院へ。結局、高齢だからと血液検査もして、点滴。検査結果はおかげさまで良好でした。肝機能、腎機能も正常。貧血もないから大丈夫でしょう、この子は長生きしますよですって。こっちの財布はおかげでちょっと重症に陥り・・・(^^ゞ
病院から帰ってくるなり、まァ、食べること、食べること。一体なんだったのよ?
それから、2日間ほったらかしていた光のセットアップを始めました。セットアップお願いすると有料でしたから、もったいない、自分でやってみよう、と。
思いの他、回線終端装置や光アダプタの配線は順調に出来て、ラクラク接続CDとやらを入れて、無事開通。それから光電話への切り替えの手配をしたり、何のかんので約3時間でした。
明日からはちょっとのんびりしたいとは思っているのですが、11月から二つほど展覧会の予定が入っており、そっちのしたくもそろそろ始めなくっちゃ・・・ 遊びに行くのには良い季節なんですけれどね〜 どっか行きたい〜〜!!!
探している本があったので、Amazonをうろちょろして、その本はすぐに見つかり、ついでのこと久しぶりに何かCDでも、と。
たまたま目に付いたのが舘野泉の演奏するフィンランドのピアノ小品集。
以前にNHKで舘野泉のシベリウスを聴いたことがあり、以来彼にはちょっと興味があったわけで、合わせて購入した。で、本日それが届き、早速聴きはじめた。
シベリウス以外にはフィンランドの作曲家なんて全く知らなかったのだけれど・・・メリカント、メラルティン、パルムグレン、クーラ、カスキ、マデトヤ、ハンニカイネン、リンコ・・・
すっかり気に入ってしまった。深閑と人気のない森を彷徨っているような小品たち。そこに通底している透明な冴え冴えとした空気感。木漏れ日が揺らめくフィンランドの森!
日曜日から、作りたい作品のイメージが頭の中で蠢きはじめているのだけれど、その気分にぴったりだ・・・
舘野泉は脳溢血で倒れその後遺症で右半身が不自由となり、今は左手のためのピアノ作品を演奏しているはずだ。今回のCDは倒れる以前の演奏である。
しばらく聴き続けることにしよう。