現代の七宝作家たち
最終更新日 ; Thursday, 14-Aug-2003 00:00:00 JST
ここでは、現代に活躍をしている七宝作家たちをご紹介したいと思います．
（ 私の感性のみが、その判断基準である事を、あらかじめお断り申し上げておきます・・・）
樋村允彦氏は、伊東市在住の七宝作家です．
私のものとは違って、金属線は用いずに、七宝の釉薬のみを駆使して“絵七宝”の世界を展開しています．
よく、あたかも有線七宝のほうが高級であるが如き言い方をする人がいますが、とんでもありません．
氏の作品を見ていただければお分かりになると思いますが、金属線に頼らず、釉薬のみで繰り広げられる柔らかいタッチは、絵七宝の世界ならではのものです．
氏独特の美しい描写の世界をお楽しみください．
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やはり伊東市在住の、伝統工芸作家・前田裕子氏の作品です．ほんのりと柔らかい色調が、持ち味の作家です．
最近、新しい技法を取り入れつつ、作風が変わって来られたようです．華道の方でもご活躍とか・・・やはり、共通する、心の落ち着きを与えてくれる “和” の静けさ、でしょうか．
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田中美枝子氏は、東京在住の七宝作家です．ガラス胎七宝 （ヴィトレマイユ）を用いたアクセサリーを作っています．デザインは勿論のこと、彫金もご自分でされますから、その完成度の高さはすばらしいものがあります．
彼女の作品の、凛然としたたたずまいは、大好きです．
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