最終更新日 ; Monday, 30-Jun-2003 00:00:00 JST
2003・6月
た、た、台風?? 5月に台風が日本に上陸なんて、びっくりでした.やっぱり天候不順だよね.皆様のところは如何でした? 被害がなければいいけど・・・お見舞い申し上げます.
静岡では、昨日は一日中、雨が吹き降りになったり小止みになったり・・・こっちは一日中仕事でした.
おかげで何とか作品の内側の処理も終わって、蓋は最終焼成完了.後は身の最終焼成を残すだけです.
今日は午後から、東海伝統工芸展の会場へ行って、yuuちゃんがお当番だから一緒にランチです.夕方に、こーちゃんが来て下さるから、これまた一緒に晩御飯の予定〜〜(^.^)/
このところ仕事仕事で、いい加減なお食事が続いたから栄養つけなくっちゃ!!
夕べなんか雨もひどいし疲れたしで、買い物に行く気にもなれず、かといって冷蔵庫の中も結構さびしい状態で、コンビーフの缶詰があったから千切りジャガイモとたまねぎとで炒めて、卵を割り落としてコンビーフのココット、あとは生野菜のサラダでした.美味しかったけどね.(^^ゞ
明日で作品の焼成は終わります.やれやれ〜〜 気分的に本当に一段落ですぅ!! 今週土曜日には、伊東までyuuちゃんのお教室展を見に行く約束だから、研磨は来週から取り掛かります.
うまくいけば梅雨明け前に完了なの〜 涼しいうちに終わりにしたいわけよ.35度だの何だのの暑さの中で研磨なんかしていられない.去年でこりごりした・・・あんな暑さの中じゃミイラになっちゃうよ!
さて、これから制作日誌もアップして、ゆっくり朝風呂にでも浸かって、出かけましょうか.
東海伝統工芸展・静岡展、無事に終了いたしました.見に来て下さった皆様、本当にありがとうございました!!
昨日は、朝から会場当番で、夕方からは搬出・・・普段、余り街へなど出かけないので、たまにデパートなどで一日を過ごすと、すっかり疲れてしまいます.(^^ゞ
ですから、今日はゆっくり休日のつもりでいたら、とんでもない、ガラスのお稽古日でしたっけ.
寺澤先生が、近々鎌倉で個展ですので、今月のお稽古日は、今日と来週になったんだっけ・・・
(先生の鎌倉での個展は、展覧会情報に載せておきます.ご覧ください.)
で、出掛けました.いつもはガラス胎に使えるように、総肉のものを作っているのですが、それはちょっと神経を使う作業ですから、今日は気分転換気味に、カキ氷用の器を作りました.
縁が金魚鉢のそれみたいに、波打っているヤツです.
昔作ったときは、鉢が歪んで出来ちゃったから、それをごまかすために縁を波打たせたんだけど、今度は初めからそのつもりで作ったのよ!
まァ、私も多少は巧くなってるってことだわ・・・あはははは
久しぶりに、ガラスのフリットを使って、色を入れたりして、楽しゅうございました〜〜 良い気分転換でした.
来週も、カキ氷の器、作ろうかな? これからが季節ですもんね!!
今日は暑くて、ガラスを吹いていたら汗だくになってしまいました.カキ氷でも食べたい気分です・・・
お天気が良いと、もうすっかり夏ですね.入梅も間近のようです・・・
やはり伊東市在住の、伝統工芸作家・前田裕子氏の作品です.ほんのりと柔らかい色調が、持ち味の作家です.
最近、新しい技法を取り入れつつ、作風が変わって来られたようです.華道の方でもご活躍とか・・・やはり、共通する、心の落ち着きを与えてくれる “和” の静けさ、でしょうか.
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今日は朝からちょっとヘンだったの.昨日からかもしれないけど・・・
どうヘンかというと、何だかバーチャルな世界にいるみたいで、現実感がないの.フワフワしていて、風景もまるでモニタの中の風景みたいに感じるわけよ.車で走っていても、バーチャルゲームみたい.生あくびが出るし.
今日はガラス教室の日だったから、富士宮へ行ったのだけれど、その途中に用事があってちょっと立ち寄ったところに血圧計があったから測ってみたのね.
そうしたら、なんと、88−53だよ〜〜
多分、それが、現実感のない原因だ・・・梅雨時は時々あるの、こういうことが〜
通常の血圧の人だったら、倒れているくらいの血圧かも知れないけど、もともと本態性低血圧ってヤツだから、まァ、このくらいでは「調子が悪いなぁ〜」 位のものなんです.
85を切るといささかふらふらして頭痛がしたりするけどネ.
でも、車で走っている時に、現実感がないと言う感覚は気持ちが悪い.事故でも起こしたら他人様にご迷惑をおかけするし、場合によっては命にかかわるもんね.だから、慎重に走りましたよ〜 国一バイパスを制限速度ぴったりの60kで.
でも、そうやって制限速度で走っていると、まァ、追い抜かれること〜〜〜 直前に割り込まれたりね.(;・・;)
それもまたちょっと怖かった.大型なんかがぴったりくっついてくるの.まるで「さっさと行けや!」ってな感じでね.いやになっちゃう.
無事に帰りついたときには、珍しくほっとしちゃいました.いつもはそんなには感じないんだけど、今日は疲れました〜
さて、血圧上げるために、今夜はちょいゆっくりと一杯飲みましょうかネ! (^.^)/
今月22日まで、焼津の画廊 ギャラリエ・ラ・ポルトで、草間彌生展が開催されています.お? 何でこの田舎で?? と思ったら、ギャラリエ・ラ・ポルトのオープン1周年の記念展なのだそうです.どうも画廊の主が彼女の作品がお好きなようで.
草間彌生って、ご存知ですか? 前衛芸術家ってジャンルになるのかなぁ?
ここをクリックしてくだされば略歴が載っています.
アメリカやヨーロッパではかなり評価されているみたいだけど、私は、ちょっと“怖いもの見たさ”で、陶芸教室に行く途中に寄り道して見てきました.
例のかぼちゃの絵やなんかが3〜40点展示されていました.
ご覧になりたい方はここでどうぞ!
見ていると、画廊の客は私一人でしたから暇そうにしていた画廊の女の子が寄ってきて、「草間さんの絵はお好きなんですか? いいでしょう〜??!」ですって・・・
「あ、ごめんなさい.好きってわけじゃないの.言うなれば怖いもの見たさってところかしら.この辺りじゃなかなか見られないから、ちょっと覗きに来ただけよ.」
「このハイヒールの絵なんか、可愛いって言う人、いっぱいいるんですよ〜〜」
可愛い?? これが?? もうびっくりしちゃって
「そりゃ、ラメなんか使ってのコラージュだから色彩は可愛いのかもしれないけど・・・何だか理解不可能な呟きがざわざわと聞こえてくるみたいで、お部屋には絶対に置きたくはないわね.」
などと、つい、言わずもがなのことを言ってしまいました.ごめんなさい.(^^ゞ
昨日はひどく蒸し暑くて、気持ちの悪い日でしたから、昨日見に行ったのが間違いだったかも〜〜
梅雨時のしかも午前中から見たい絵じゃないなァ・・・
まァ、多分、草間氏には、かぼちゃもこんな風に見えているんでしょうね・・・
やっぱり、ちょっとキモいよ〜〜
作品、もうすぐ終わりそうです.今は、最後から二番目の、#3000の砥石を掛け始めています.
気分的には、90%は終了ってところかな?
ちょっと頑張りすぎたせいか、一昨日から胃痛なの.今日、病院へ行ったのだけれど、私のホームドクターのK先生は相変わらず体調不良で診察がない・・・お歳だからね・・・そっちの方がかなり心配です.
で、代診の消化器科の先生は水曜日のみ診察と書いてあったから、仕方がなくて薬局でガスター10を買ってきて飲みました.効いています〜(^^ゞ
でも、やっぱり明日もう一度行って、しばらくぶりだからバリウムでも飲んでこようかしら??
疲れが胃に来るなんて、やっぱりトシだ・・・別に悩み事はないから神経性じゃないし、やっぱり過労だ〜〜 もしかしたらタバコの吸い過ぎかも・・・なさけない・・・
話は変わりますが、このところ、道の向かい側にある大きな枇杷の木の実が食べ頃らしくて、ヒヨドリの大群が押し寄せています.
ウチの脇の電線に、2〜30羽が止まって騒々しいこと.見ていると、どうも電線に群れの全てが集合してから、おもむろに一斉に食べ始めるようです.どうして、やってきた順にではなくて待っていて一斉に食べるんだろう? ヒヨドリの世界には平等主義が行き渡っているのかなァ?? 時々カラスも混じっているみたいです.
だから、道には突付き散らされて落ちた枇杷の実がいっぱい.まァ、人間の手の届かない所の実は、間違いなく鳥のものだよね!
つい半月ほど前には裏手のグミが一日ですっかり食べられてしまいました.
ヒヨドリの食欲、恐るべし、です・・・
私も早く胃の状態を治して、ヒヨドリ並に食べなくっちゃね〜 (^^ゞ
今年は、まだ、梅の実が届きません.天候不良で収穫が遅れているみたいです.そう言えばスーパーに出だしたのもいつもより遅かったし.丁度仕事が片付いたころに届くのでしょう.
また、梅酒・梅ジュース・梅干と、待ち遠しいことです.
今日は梅雨の合間の晴天でした.そうなると忙しい.布団を干して、シーツや包布などの大物も洗濯しなくちゃなりません.
その上、昨日、頼んであった梅が10kg届いて、夕べは早速それを選り分けて、青くて固いものを梅酒と梅ジュース用.黄色に熟しかけているのは梅干用に分けて、梅酒用は一晩水に漬けてアク抜きしてあったから、それも漬けなくちゃならなくて・・・
洗濯しながら、ともかくも梅酒と梅ジュースは漬け込みました.
ウチでは、洗濯物は普通ベランダに干すのだけれど、大物だけは庭のケヤキの樹の下の物干し台に干すの.
で、干しながらふと見上げると・・・げ!! また毛虫だよォ・・・小さな毛虫がケヤキの葉の裏にいっぱい〜〜!!
昨日までの悪天候で雨宿りでもしているみたい.今のうちにナントカしなくっちゃ〜〜 今日みたいな晴天だと、散ってしまう.
そうなったら余計に厄介だよ.
この辺りは回りがみかん畑だから、しょっちゅう消毒してるのね.だから、虫たちはみんな消毒していないウチの庭に集まっちゃうんだ・・・
仕方がないので脚立を出して、毛虫のついた枝を切り取って、さらにそれを細かく刻んでゴミ袋に・・・
45リットルのゴミ袋、2袋分です.もう、気持ちが悪いったらありゃしないけど、私がやらなきゃ誰がやる??
そんなこんなであわただしく午前中が過ぎました〜〜
さて、夜の仕事が終わってから、今度は梅干を漬けなくっちゃ〜〜
明日は朝から伊東のyuuちゃんのところへ行きますから、今夜中に漬けてしまわないと、この蒸し暑さの中で1日置いたら痛んじゃうよ!
途中で、修善寺の虹の郷に寄って、花菖蒲の取材もしておくつもりです.季節ですもんね、花菖蒲. (^.^)/
一昨日の夜、外出から帰ってきた翔太が・・・何か、訴えるようにニャァニャァと鳴き続けてどうも様子が胡乱でした.まとわりつくわけではなくて、籠の中に入ってしきりに私を呼びつける.仕事が終わった後で、どうしたの? と、顔を近づけてみたら、何だか全身がオシッコ臭かったのです.
で、一昨年の暮の膀胱炎騒ぎを思い出して、こりゃ大変だ、病院へ行かなくっちゃ・・・触ってみたところ別に膀胱がパンパンというわけでもないのだけれど、多分、オシッコがポタポタ漏れてるのかもしれない・・・尿路結石かしら?? 痛いのかなぁ?
でも、夜だし、翌日は火曜日で、かかりつけの獣医さんは休診日.どうしよう・・・
次の日、つまり、昨日、朝一で、とりあえず近所の獣医さんへ出かけました.膀胱炎の再発だとすれば、休診日を一日待つのはヤバイかも、と思ったからです.やっぱり体が小さくて寿命が短い分だけ、病気の進み方も早いのかもしれませんでしょ?
そこで、とりあえず抗生物質を注射してもらって、もし膀胱に炎症があるとしたらこれでひとまずは抑えられるだろう、と.
今朝になったら、少し様子は落ち着いていたのですけど、相変わらず食欲がないので、あらためてかかりつけの獣医さんのところに行きました.山本先生は亡くなられたけどお友達の獣医さんが後を引き継いでいらっしゃるから、前回のカルテが保管されていますので、全く初めての病院より判断が正確なのではないかと思ったのです.
間が1年半あるにもせよ、再発の可能性がありますので、やはり検査をいたしましょう、と、血液を取られて・・・
やはり、心配なほどではないけれど、腎機能が落ちているみたいでした.肝臓その他は全く正常値.
で、その数値からいくと、脱水症状からきているかも、と言うことで点滴.
おかげさまで今は全く落ち着き払っています.食事もしたし.・・・私の財布はかなり重症の風邪っぴき気味になりましたけど.(;・・;)
でも、念のため、明日も病院へ行って来るつもりです〜〜
翔太は甘ったれで、こらえ性のない猫ですから、具合が悪いときはすぐにやってきてニャァニャァ訴えます.こちらがそれを敏感に察知さえしてやれば、割と早いうちに病気が見つかる.ありがたいことです〜〜(^^ゞ
こらえ性と言うのは、ない方がずっといい場合もあるんですよね〜〜あはははは
病院から帰ってきてから、洗濯物を干したり、気になりながらほうっておいた浴室の大掃除なんかをしていたら、今度は私がひどい頭痛に襲われて、私もやっぱりこらえ性なく、鎮痛剤飲んで昼寝してしまいました.
私の方は、多分、気の緩み〜〜 暑くなる前に仕事を終わってしまったから、気分がズルズルに緩んでるんだ・・・
長椅子で、この暑いのにこらえ性のない一人と一匹は抱き合って長々と寝ちゃいましたっけ・・・(^.^)/
ゆうべ、NHK教育TVで、フリードリッヒ・グルダのピアノをやっていたので、それを聞いていたら、次の番組は歌舞伎中継でした.
近松門左衛門生誕350年記念とかで、中村雁治郎の「関八州繋馬」です.近松なのに世話物ではなくて、変化もの.近松の“絶筆にして最大の作品”なんだって.心中物が禁じられて手鎖くらった後の作品ですね.土蜘蛛の精が出てくる.これは見たこともないし、読んだこともありませんからちょっと見てみようかな? と思って見ていたら、すっかりハマってしまいました〜〜
まぁ、変化ものは舞台も大掛かりだし、ドラマティックで楽しい! 筋書きはほとんど荒唐無稽なんですけどネ.
美しい姫が怨霊と化して、だんだん変化していくところなんか、ドキドキしちゃう.「引き抜き」で、衣装がパッと変わったり、蜘蛛の糸玉を投げたりね.細い糸がパッと宙を舞うところなんか、おぉ〜〜! です.
これも歌舞伎の醍醐味のひとつよね〜
それが終わってからは、今度は長唄の連獅子でした.これは、曲自体が私は大好きなの.後半の獅子の精が登場する前の三味線の聞かせどころなんて、これまた、ドキドキもので、思わずTVの前で拍手しちゃったり.(^^ゞ
でも、踊りの方は終盤、やっぱり雁治郎さん、お歳だから、ちょっと親獅子の迫力不足だったな・・・以前に見た勘九郎の親獅子はすごかった〜〜なんて.体力勝負のところがあるからね、獅子は.
子獅子をやっている雁治郎さんのお孫さんの壱太郎クンの、初々しかったこと!! 中学生ですって.思わずニコニコしちゃいました〜
この、獅子の出てくる、いわゆる「石橋物」ってヤツ、大好きよ.曲も能がかって鳴り物や鼓、笛なんかが入るし、何より舞台が能舞台風で綺麗だしね.緑青色の松が、金地に映えて.
そんなこんなで、夢中になってみていて、夜中の1時になっちゃいましたっけ.TV三昧の一夜でした.(^^ゞ