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あけまして、おめでとうございます!
先ほど、港の船から一斉に汽笛が鳴ると共に、花火が打ち上げられました.多分、日の出埠頭・・・真正面です.
新しい年が、皆さまにとっても私にとってもいい年となりますように、と祈りつつ、一杯やりながらの花火見物をいたしました!
のどかな、暖かな三が日ですね.皆さま、いかがお過ごしですか?
独り者のお正月と言うのは、まことに静かなもので、静か過ぎて退屈しちゃうから、昨日は仕事始めでした!
2月の講習のデザインとその最初の試し焼き、東海伝統工芸展の作品の試し焼きの準備をしたのです〜
講習は2日間でぐい飲みを仕上げると言うもので、多分、ある程度の経験者が来るのだと思うのですが、どの程度か分かりませんから、確実に出来上がって帰っていただくためにはそれなりのデザインが必要なのよね.
使う銀線の分量は50〜60センチくらいにとどめたいし、余り複雑なデザインは避けてその上で品良く見栄えが良い、などと考えるとこれがまた結構大変なの! 自分の作品のデザインより余程難しいくらいだ〜〜
で、まぁまぁのデザインが出来ました.銀線はほぼ60センチ使用で、間に合わなそうな人がいたら、裏柄をつけなければ40センチで表柄だけでも完成する、というヤツ! やったね〜〜 これならいいでしょう!
東海伝統工芸展のほうは、去年の本展の選外作を出すと言うことも出来るけど、あれはちょっと別な所に出品したいと言う気持もあるので、ガラス胎七宝を予定しています.
去年、審査の先生に、「ガラス胎は止めたほうが良い.」と言われてるけどね〜〜 ガラス胎というだけで、受賞候補にはしてもらえないんだって〜 でも、いいや、作りたいんだもん〜〜(^^ゞ
こっちの方は、今日、預かっている生徒さんのガラス胎と共に焼成する予定です.
で、その後、暮れにOSをXPに変えたPCの設定.2台のPCをLANで繋いでいるので、両方のPCで、メールを受信するためにはメールサーバにコピーを残さなければならないんだけど、その設定がどこでするんだったか分からなくなっちゃってて、もう1時間ほどあちこち開きまくって〜〜 やっと見つけた! やれやれですぅ〜〜
それから、インターネット・エクスプローラのホームを、自分で作ったブックマーク・ファイルに設定して、毎日開けるページ10ヶ所ほどににすぐに辿り着けるようにしたり・・・
なかなか、働き者の1日でございました!
講習のデザインも完成したし、PCも使いやすくなったし、さて、今日は何をしようかな〜〜♪
何かの事柄に出くわしたとき、腹立たしくて思わず口を突いて出る感想、それって人それぞれなんでしょうがその人の価値観を如実に語るのだと思います.
私の場合、「なんて下品な…」とか、「野暮だねぇ〜」とか言う感想が多いような気がするのです.
そこでハタと思い当たったのですが、私の価値観の底には、「上品」「下品」の他に「野暮」に対する「いき」って言葉が居座っているらしい…私のキーワードかもしれない…そこで、まぁ、同姓のよしみもあることだし、と、九鬼周造の“「いき」の構造”を再読しようか、と先日買ってまいりました.何十年ぶりだろう?
これは、読み終わったら読書日記のほうに書こうと思っています.いつごろ書けるかなぁ? ちょっと不明ですが.
で、私なりの「いき」について.
10代から20代にかけて、私はずっと早く30を過ぎたいと、年を重ねることに憧れを持って過ごしていました.つまり早く大人になりたい、と…その根底には「いき」に対する憧れがあったのだと思うのね.「いき」という「生き方」は、これは“酸いも甘いも噛み分けた”大人の“自律”した生き方なのだから、と.あのころには多分かなりの無理があったんでしょうけどね〜
で、最近年を重ねて思うには、「いき」の根底にはある種の無常観が流れているのではないのか、と.その無常観が他者との間の距離を保とうとする、その距離感が「いき」そのものなのではないのか、と.
無常観に裏打ちされて、自分自身の感情や執着すらも距離を置いて眺めるありよう、その矜持が「いき」の根底をなしているのではないのか、と.
そういえば、かなり昔のことだけれど、ゴッホの向日葵を手に入れた当時の県知事さんが、自分が死んだらこの向日葵をお棺の中に入れて持って行きたいと言って物議を醸したことがあるのだけれど、そのときも私は「やだ、やだ、野暮の骨頂じゃないか…」と思ったものです.
所詮、本当に手に入るものなんか何もないんだから…馬鹿な話だ…とね.
そう思ってみると、いつの間にか世の中は「いき」が息を潜めて「野暮」ばかり…「いき」と言う価値観はもう死滅してしまったのかしら?
さて、今年も、「熱いもの」は胸に秘めて誰にも見せず、「いき」に1年を過ごしたいものだと思っております.
「熱いもの」がなくなっちまえば、「いき」もへったくれもありゃしないものね〜 「熱いもの」を秘めてこその「やせ我慢」、それこそが「いき」だわサ! (^^ゞ
昨日、また病院でした.暮の25日ごろ、環状紅斑が顔に2ヶ所、掌に1ヶ所出来ちゃって、いつもなら蚊に刺されたくらいの状態でいるうちに、ステロイドを飲んで抑えちゃうんだけど、病院を変えたばかりだし、一度、典型的な状態になるまで待って診ていただいたほうが良いかな? と思って、大きくなるまで育てて(?)みたの〜 おかげでかなりみっともないご面相になっちゃってるんだ…(^^ゞ
結構、典型的に輪になってきたから、そろそろいいかなぁ? と思って行ってきました.
先生にも、その旨、申し上げたら、大笑いなさって、「ご協力いただきましてありがとう〜!」ですって.これからは、もう出たと思ったらすぐに薬を飲んでくださって良いですよ、とのことでした.
幸いなことに、先生の奥様がこれまた皮膚科のお医者様で、お二人でいろいろ検討してくださいました.で、先日調べていない検査でしたいものがあるからということで、もう1度採血して来週その結果が出るんですって.
で、ステロイド剤の服の仕方、止め方を丁寧にご指導いただきました.奥様が皮膚科医だなんて、私、本当についてるわ!
で、今日はお買い物でした.猫缶が切れちゃってたし、去年壊れてそれっきりだったCDコンポ、暮には1台しかなかったけど、新しいのが入荷したんじゃないかと思って…
何しろ、車の中でカセットを聴くためにカセットに録音できないと困るので、カセット付きのヤツが欲しいわけ.
ところが、そんなのはもうほとんどないのよね.みんなMDコンポとかで〜〜
それでも、5種類ほどに増えていました.安物ばっかりだけど〜〜
で、お正月セールで値引き中のSANYOのが、スピーカーが木製だったから、それにしました.木製といっても、もちろん合板どころか木屑を固めたようなヤツなんだけど、プラスティックよりはまだ音が良いでしょう?
帰る途中に立ち寄ったジャスコで、こんどはチェックのベレー帽を見つけて衝動買い! ベレー帽は昔から大好きでよくかぶってるんだけど、どうも流行じゃないらしくて、最近は探してもほとんど見つからないし、かぶってみたらそれが結構似合ってたの.うれしーーー!
帰ってきて早速CDコンポをセッティングして、ただいま、暮に購入したベートーヴェンのチェロ・ソナタ、録音中.こんな安物でもPCで聴くより随分と音が良いや!
ロストロポーヴィッチのチェロにリヒテルのピアノの2枚組でネットのバーゲンでなんと¥1800だったの! チェロソナタNo.1〜5までと、他にも入ってる.私は、No.2と3が大好きなのよ.
チェロはいいのよね〜 ロストロポーヴィッチの演奏は、なんともいえない深み、音の広がり、吸い込まれていくみたい.
一頃、ヨーヨー・マの演奏も何枚か買ったのだけれど、何だか、ヨーヨー・マは飽きる…軽いのよね.その軽さが彼の持ち味で、そこがもてはやされるところなんでしょうけど、私はロストロポーヴィッチの演奏のほうが余程好きだ.ま、これは好みの問題にすぎないのだけど.
と、そんなこんなで、結構ラッキーな本日でありました.
暮に検査した肺の細胞疹の検査結果を聞きにいってきました.全くの問題なしなんですって.
で、また、禁煙の話…肺ののう胞の見地から見ると、癌化する可能性は十分にあるから禁煙したほうがいいのだけれど、喫煙は免疫機能を抑制するので、私の場合は、喫煙が膠原病を押さえ込んでいる可能性もないわけではないらしいのね.
だから、禁煙に関しては、膠原病のほうの竹内先生と相談してください、ですって…
急に禁煙して、発症すると困るから、ですってよ!!
あれまァ〜〜〜〜
百害あって一利なし、といわれている喫煙が、もしかしたら、私の場合は良かったわけ??
変なの…どっちにしてもコインの裏表、あるいは両刃の剣、良いばかりのことや悪いばかりのことなんてないのかしらね?? 面白い発見ではあります…
ま、切実に禁煙する気なんて全くないのだから、当分、このままでほうっておくわ!! (^^ゞ
本日は朝から、印刷物が沢山あって…そろそろプリンタも買い替え時だなァなどと思いながら、スローペースの印刷を1日中でした.
かといって、たまには用紙切れ・インク切れもあることだし、付きっ切りとまでは行かなくてもあまり目を離すわけにも行かないし、さて、印刷しながら、何をしようか??
で、はじめたのが“肉まん作り”
これ、1度やってみたかったの.小麦粉料理って、あまりしたことがないしね.せいぜいルーを作るくらいだし.だけど、こねたりするって面白そうでしょう! パンは、あまり食べないけど、肉まんは大好きだしね.
そこで、暮にドライイーストとか強力粉なんかは揃えてあったんだけどそのままにしてあったのを思い出し、プリンタを横目で見ながら、肉まん作りを始めました.
子供のころ、母が作ってくれたのですけど、子供のころのことだから覚えがない.だから、本を見ながらなんだけど…
強力粉・薄力粉を合わせてフルイにかけて、ぬるま湯でといたドライイーストを混ぜて、陶芸の「菊練り」みたいに一生懸命練って寝かせて、倍くらいに膨らんだ生地をまた練って〜〜
まァ、そこまでは良かったんだけど、アンを詰めて襞を寄せながらくるむのに一苦労…
でも、20個くらい作ったから、最後のほうはまぁまぁの形にまとまりました!! 20分ほど蒸し器で蒸して、早速試食.おぉ〜〜形の不細工さはともかくも、美味しいじゃないの〜〜(^^ゞ
しばらく、凝りそうだわ〜〜 たまにこんなことをしてみるのも、本当にいい気分転換で、その上美味しいものが出来たら、本当に最高よ!!!
作っていけば、そのうち、もっときれいな形に丸められるかもしれませんしね〜
ちょっと不細工だけど、明日の陶芸教室にでも持っていって、皆さんに食べてもらおうかな〜
今日は地区の「どんと焼き」でした.各町内でテントを張って、お店を出したり、暮れにバザー用品として供出していただいた品物のバザーがあったりと、ちょっとした地区のお祭りです.
もちろん、町会の持ち回り役員としては、朝も早くからお手伝いというわけで、半日行ってまいりました.
日立の運動場と体育館をお借りしての行事です.
出かけていったら、すでに運動場の真ん中には、お正月のお飾りが山のように積み上げられていました.
神主さんのような装束なのに、山伏の頭襟(トキン)をつけた方がいらっしゃって、(もしかしたら秋葉山の神主さんかもしれません…)その方の合図で点火するようでしたが、私はバザー会場の売り子でしたから、どんと焼きは見れませんでした〜 見たかったのに…
体育館の中は、品物の山…先日7日の会合のときに、とりあえず値段付けはしてあり、それがめったやたらに山積みになっておりました.後はもう戦争状態〜〜
はい、全部で250円! 500円お預かりだから、おつり250円ね!! などと叫びまくって〜
残っても困るものですから、最後のほうは、4つも5つも抱き合わせで「オマケしちゃう! 全部で100円!!」 とか、何かを買ってくださった方に無理やりオマケにくっつけて持たせて返すとか.
バザー用品なんて、結局は家庭でのいらないものを出すわけだから、洗剤とかお砂糖などの日用品はともかく、雑貨などは何だかゴミの山みたいなところもあって…持たされた方はお気の毒としか、言いようもないんだけど.ま、要らないものはまた来年のバザーに出してちょうだい! ってなもんですわ.
最後のころに、ふと隣を見たら、役員のおじいさんが、お客の80代と思しきおばあさんに山のように残り物を積み上げて、全部で100円でいいから買って帰れと交渉中で…結局そのおばあさんは全部を100円で買って帰ったのだけれど、その中身たるや、ベークライトのお重とか、何かの景品らしきぬいぐるみやおもちゃの類.こんなものを持って帰って、家の人に怒られやしないかと、ちょっと心配にすらなってしまった…
斯く言う私も、1冊10円の古本コーナーで、谷川俊太郎少年詩集と、ホイットマンや、ボードレール、ランボーの詩集なんかを買ってしまった〜〜 ランボーの詩集は私の持っているのが堀口大学の翻訳なのに、出ていたのは翻訳が金子光晴だったから読み比べてみようか、と…全部で〆て4冊40円.あはははは それにね、何だか、売れ残って晒し者にしたらかわいそうな気がしちゃったのよ〜〜 馬鹿ですね〜〜 (^^ゞ
昼過ぎに帰宅したら、どっと疲れて、昼寝をしてしまいました…
先日来の検査結果が出ました.
リューマチ因子が出たのですが、これは、シェーグレン症候群だから数値が出るのは当然で、リューマチであるということではないそうです.だよね〜 関節や節々が痛いなんて、今まで一度も経験ないもの〜
散々お医者様方が、大騒ぎして検査したけど、結局、内臓に異常が出る可能性があるわけではない病状だそうで…「大山鳴動、ネズミ1匹」でした!
膠原病も、大昔の私が発症したころから比べると随分細々と研究が進んでいるのでしょうね.最初に発症したころはおとなしくしていないとすぐに死んじゃうような言われようでしたけど…
おとなしく、何もしないでブラブラしているしかないのなら、死んじゃってもいいや〜 なんて、お医者様の言うこともきかずに好き勝手をしていたんだけど、今になってみると正解だったわ〜 (^^ゞ
で、無罪放免.
一応、3ヵ月後に念のためもう一度血液検査、それで変化がないようなら、半年に一度位検査をすればいいでしょう、ってことで.
育てた紅斑は、ステロイド剤が効いて大分良くなって、化粧すれば誤魔化せるかな? もうステロイド剤は減らし始めています.
「今度は、出た! と思ったらすぐにステロイドを飲むようにしてくださいね、育てなくてもいいですよ〜〜」 って、お薬は余分にいただいてきました. (^o^)/
何度も病院通いで、検査、検査と大変だったけど、結局、他には何も心配がないってことがわかっただけでした.ま、この分なら、まだしばらくは無茶が出来そうですぅ〜〜
禁煙は、節煙で、ということで収まったしね〜 バンザイ!!!
でもね、思い出しちゃったのよ.主人が発病する何年か前に、突然禁煙したんだ〜 で、ぴたっとタバコを止めて、吸いたいとも言わなくなった頃に膠原病の中でも最悪の皮膚筋炎が発症、それに伴ってすい臓がんが見つかった…あーーー禁煙なんて、するもんじゃない!!
なんて、これ、煙草飲みの自己弁護かな??? ま、いいや、どっちみち、いずれ一度は死ぬんだからしばらくは好きなようにやらせていただきますわ! あはははははははは
朝8時
東に向いた窓からは 冬の日差しがまっすぐに流れ込み
膝にうずくまる黒猫の背中を暖かく抱きしめて
バッハのプレリュードとフーガが部屋中を満たし
緩やかに始まる1日の予感はなんと幸せに満ちていることだろう
慌しく過ぎ行く時の流れを切り取って
今 私は静かに ここにあり
不思議な時間を たゆたっている
夕べ作っておいた野菜たっぷりのクリーム・スープとふた切れのフランスパン、到来物の苺で遅い朝食を摂っていると、窓の外では雨が雪に変わった。
どう見ても積もりそうにない儚げな淡雪が風にあおられて、くるくると渦を巻きながら舞い降りてくる。
昨日届いたばかりの、シェリングのヴァイオリン演奏による、バッハの無伴奏ソナタとパルティータを聴きながら、ぼんやりと雪を眺め…
今日は、浜岡へ長谷川潔の版画展を見に行くつもりだったけれど、このお天気じゃ明日にしよう、などと考える。
シェリングの演奏は理知的な深みと品格を漂わせていて、大層気に入った。明確な音。もう1枚抱き合わせで買ったデュ・プレのチェロは思ったほどでもない…私にとって、こっちは「ハズレ」だな…
まだ、雪は降り続いている。
積もらないかしら。積もるのはとても無理だろうな…と思うほど儚げな頼りのない淡雪は、それでもまだ、雨には変わりそうもなく降り続いている。パルティータに混ざって、遠く、かすかに風の音が聞こえる。
さて、今日は、昨日仕上げた講習用のテキストの校正と手直しをしてしまおう。素地が届いたら、また下焼きと見本作りに忙殺されるのだから…今のうちに出来ることは終えてしまわないと、あとがつらい。
それでも今年になって、それなり順調にすべき仕事はこなしている。その分、あちこち掃除が行き届かないのは困ったことではあるけれど。こっちの課題はいつも後回しだ…(^^ゞ
この間、調子に乗ってフレンチのコースを食べて、その日の晩もちょっと重いものを食べてしまったら、今週はじめから胃の具合が悪い…大事を取って、お粥やら、うどんの類ばかり食べてるという、何だか情けない1週間を過ごしています。(^^ゞ
で、昨日は誕生日で、私は55歳になったの。
55年かぁ、随分長い月日のようでもあるけれど、振り返ればあっという間なんだよなぁ、これが…
太閤秀吉の有名な辞世の句がありますよね。
“つゆとおちつゆときえにしわが身かな なにわのことも夢の又夢”
あれって、本当にそうだよね〜って最近実感しています。
ましてや、彼のように、転戦に次ぐ転戦で生命を賭して戦場を駆け巡って来たりすれば、その感慨たるや今の私の比ではなかったでしょうよね。
で、私の55歳。あーーー もう、つまらないことに振り回されるのは真っ平だよ。
やりたいことだけきちんとこなして、後はゆったりと暮らしたい。切り落とすべきことはすべて切り落として、シンプルにのんびりと暮らしていこうと、思ったりもしているわけです。
(…って、ずっと前からあなたってそうじゃなかったの?? って友人たちには言われそうだけどネ…えへへ )
と言いつつも、2月12日と13日の講習会の素地がいまだに届かなくて、本当のところは、今、内心、ジタバタしてるんですよ…
何しろ、見本の作品を作ることと、参加者の15人分の素地の下焼きをやらなきゃならないのに〜 一体、素地はいつ届くのかしら? 去年の暮から催促してるのに…まだ届く気配もない。
こんなことじゃ、55歳早々に、“のんびり”は、また遠のいてしまうじゃないのよ!
今週中に届かなかったら、月末から2月はじめはまた戦争状態だな…講習会もかなりのハードスケジュールだから、ジタバタ支度してその直後に講習会本番になだれ込むってのはどうしても避けたいんだけどね。疲れ果てそうな気がする…
あははは、どうやらとても愚痴っぽい話で55歳を始めてしまったみたいですね〜 先が思いやられるわ…(^^ゞ
今日は富士宮で、今年初めてのガラスのお稽古でした。
出かけていったら、先日の雪が、このあたりでは積もったらしくて、杉木立の根元辺りにはまだ消え残っていました。
久しぶりの吹きガラスでしたから、ちょっと緊張しました。このところ、雑用と重なってお休みすることが多かったので、本当に一月振りでしたしね〜
今年は7月に、ガラスのお教室の展覧会があるのだそうです。
あら、困ったわ、私、最近は素地ガラスしか作っていないから出せるものがないかも…
そうしたら、寺澤先生がおっしゃるには、ガラス胎七宝の作品と、その素地ガラスとを並べて展示したら? ですって。そうさせていただこうかしら? ちょうど、今、自分で吹いたガラスで、ぐい飲みを作りかけていることだし…
今日も、小ぶりの器になりそうな素地を3個ほど作りました。一ヶ月ぶりにしてはまぁまぁの出来栄えでしたヨ。
お教室の帰りがけに道具入れの箱が小さくなっちゃったので、適当なものはないかしら、と、また100円ショップに立ち寄りました。で、よさそうなものを見つけて、ついでにウロウロしていたら、なんとCDがあって…ギーゼキングの演奏の「熱情」と「テンペスト」、ホロヴィッツのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番、ゼルキンの「皇帝」ですって…
ってなわけでCDも2枚購入。この間は夏目漱石の「三四郎」(上下2巻に分かれていましたけど、ちゃんと注釈も付いてる、中学生に読ませるにはちょうどいいかも…)を買ったっけ…100円ショップ制作の「近代日本文学全集」ですって〜
ちゃんと著作権料、払ってるんだ?…それとも死後50年以上の著作権切れのものばかりなのかしら? それにしても恐るべし、100円ショップ(!)でした。
そんな風に寄り道しながら家に帰り着いたのは6時前。
玄関前には誰かがおいていったらしい紙袋が1つ…中には美味しそうなビスケットとゆで大豆…誰だろう? と思ったら、袋の中に入っていた本でわかりました。ねこ美さんだ! ごちそうさま〜〜!!
で、早速電話でお礼を言って、しばらくおしゃべり。
それから、あ〜〜 お腹が空いた! と思って、カニ缶があったので、それで「チンゲン菜のカニあんかけ」を作って、たらふく食べました! 本当に先週以来の美味しい晩ご飯!
この1週間、ずっと悪かった胃の調子がやっと元に戻ったらしくて〜〜ほっといたしました。
やっぱり、お腹が空いて、美味しいな〜とご飯が食べられると言うのは、本当に幸せなことですね!!
やっぱり、粗食でも自分で作るお食事が一番だわ〜 食べつけない贅沢なお食事なんてするもんじゃありません! 本当に今週1週間はひどい目にあってしまったもの〜 (^^ゞ
昨日、素地が届きました! 本当にほっといたしました〜〜 これで、どんなに遅くとも、2月初めまでには準備が終わる目途が立ちました。で1週間ほどゆっくりしてから講習に臨めそうです。
昨日は陶芸でしたから何も出来なかったけど、今日は午後から予備の分も含めて20個の下地の焼成を完了しました。後は見本制作だけです。気分的に余裕が出来たので、手持ちの別な素地も一緒に作ってみようと思っています。
今夜は絵付けだけでもやっておこうかしら?
話は変わりますけれど、先日の金曜日の夜、野良のトラ丸がエサを食べにやってきました。でも、何だか食欲がないの。その上クシャミしたりして…あらら、風邪の引きはじめだわ…
トラ丸も、かなり調子が悪いらしく、食べ終わってもいつものように帰る気配がない。
で、いすの上に猫用の電気座布団(去年のバーゲンセールでたしか、¥980で買ったものです!)を引いてやって、その上に抱き上げました。
トラ丸は、急に抱き上げられてちょっとパニックになって私の手に噛み付いたんだけど、慌てて止めて…だから傷もつかなかったし痛くもなくて…しばらく抑えていたら落ち着いて、そこが暖かいのに気づいたらしく、居を定めたようでした。
翔太のほうも、いつもは怒るのだけど、何だか相手の調子の悪さに気づいたのか、黙っていました。
で、翔太は私のベッドで〜
朝になったら、トラ丸はまだ椅子の上でした。
で、朝ごはんを食べて、そのまま居ついちゃうのかしら? と思っていたのですが、クシャミもしなくなって調子が戻ったらしく、さっさと帰っていきました。
以来、昨日も今日も、食事が終わると分をわきまえたという感じで帰っていきます。野良猫も賢いし、律儀なものです。
風邪をこじらせたりしたら、お医者様のご厄介にならなくちゃならないし、一晩暖かくしただけで治ってくれたので、やれやれでございました。
「人生はあざなえる縄の如し」と言う言葉があります。
言い換えれば「人間万事塞翁が馬」に似たような言葉でしょうか。
幸と不幸とが縒り合わさって1本の縄、即ち人生が出来ていると言うような意味でしょう。
子供の頃から、私の母は良く、この言葉を、事あるごとに私に言い聞かせてくれていました。
今現在「幸い」であることが原因で「不幸」が訪れることもあり、その逆に、今、途方もなく「不幸」に思えることが次の「幸い」の源になることもある。幸か不幸かはその渦中にある間には軽々に判断できるものではないのだし、その渦中にいるときの自分のあり方こそが一番大事なことなのだ、と…
「幸い」の内にある時に、驕るなかれ、「不幸」の内にある時に、卑屈になるなかれ、と言うことを言いたかったのでしょう。状況の如何にかかわらず毅然として自然体でいられるようになりなさい、と言うことだったのだと思っています。
あまりにしばしば、それを言い聞かされて育ったので、その言葉はごく自然に私の中に根付き、ある意味では楽天的なしぶとさを私の中に形成した…少々のことではメゲないし、「不幸」に出会ってもこれは今の「見かけ」だけなんだからと未来を見つめつつやり過ごしながらその中に「幸い」の種を探しはじめるし、「幸い」に出会ってもその中に潜む「不幸」の種は常にあるのだからと、みっともなく舞い上がらないように自戒する部分が強く働くようになっている。それがプライドというものだと思いこんでいるわけです。
ま、すべてのことに対してそれが出来ているわけではないけれど…おかげさまで「生きる」ことが幾分かは楽なのだろうと思っています。
地位を得て突然に権高になる人もいるけれど、何てプライドのないヤツなんだろうと思っちゃう…ついでに、これじゃ生きるのがかったるいだろうな〜とも、ね。見ているだけでも疲れちゃう・・・
と、こんなことを書き出したのは、朝っぱらから、学歴を詐称して当選した議員さんの、涙ぐみながらの街頭演説のシーンをTVで見たからなのです。やれやれ…みっともない。
卒業だろうが中退だろうが、学歴があろうがなかろうが、本当はそんなことどうだっていいことですよ。拾ってきた孔雀の羽を身にまとったカラスよりも、ピカピカ真っ黒濡れ羽色の本物のカラスのほうが美しいに決まってる! 馬鹿やってるんじゃないよ〜って…
初手から散々「嘘」をついたりして、果たしてこの「不幸」をこの議員さんは「幸」に変えられるのでしょうか?? ま、がんばってみることよね… どんなに陳腐に聞こえようとも、どんなに小さかろうと自分の寸法をさらけ出して、偽らずに誠実にやっていくのが一番楽な生き方なんだと思うのだけれどね。頑張って背伸びした所で、所詮メッキははげるもの・・・はげた時にいじましく言い訳をしている自分なんて、想像したくもないわ・・・
あ、最後にご報告・・・見本作品と、もう一つ手持ちの素地と、両方、焼成完了しました〜〜
明日から研磨に入ります。この分では、今週中に仕上がっちゃうかも〜〜 \(^o^)/
講習の準備、すべて完了しました。後は、テキストをFDに入れて、みんな一緒に梱包して発送するだけ〜
月曜日に届けばいいから、今夜、ゆっくりと梱包致します。
で、今日は第5金曜日でお稽古もないし、というわけで、モーニングファーストショーで映画を見に行きました。
昨日届いたばかりの折りたたみ式の自転車で25分走って、エスパルスプラザのムービックス清水まで。
見たのは「半落ち」 これ、以前から見たいと思っていた映画なんです。
なかなか含蓄のあるいい映画でした。樹木希林の演技の、まぁ、すばらしかったこと。
ストーリーのほうはこれから見られる方の興を殺いでも不可ないから書きません〜 まぁ、涙で顔もぐちゃぐちゃで…みっともないったらありゃしない… (^^ゞ
で、また自転車で帰宅。自転車も9年ぶりくらいだな。でも、たまに自転車と言うのも、何だか時間がゆっくり過ぎるようで、気持ちがいいものです。時には肌で風を感じないとね!
この自転車、ネットでの衝動買いなの! 折りたたみ式だから16インチ。26インチのスポーツタイプみたいな爽快感はないけれど、それなり気分良く乗れます。普段は折りたたんで車の中だから邪魔にならないし。結構筋肉も使うし、足腰の訓練にはよさそう。
暖かい日には、出先で車を止めてサイクリングと洒落込みましょうか〜
今は、のんびり「おでん」の仕込みです。
このところ何日か、まともな食事の支度なんてしてない…冷凍庫のロールキャベツやカレー、春巻き、かぼちゃのコロッケなどと、作り置きしてるものばかり食べておりました。
気分的にゆっくりしたんだから、お料理くらいしなくっちゃね!!