フォルテッシモで幕を開けた序章は 何時の間にか終わり 静かに第二章が始まっている スカルラッティのソナタのように 優しげにつつましく ゆったりと時は流れはじめている 伸びやかに 私は私を愛し インドを流れる茜色の大河のように あなたを愛するだろう