最終更新日 ; Thursday, 22-Apr-2004 00:00:00 JST

2004・4月


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ワーム アゴボット 2004/04/01

さて、4月。暖かくなりました。でも、まだ桜は五分咲きといったところです。今年の桜は長く楽しめるのかも。

アトリエ展まであと1週間。で、“怠け者の節句働き”とばかりに、今日も朝からメディア・プレーヤーで音楽をかけっぱなしにしながらアクセサリー作りでした。
お昼になったので、仕事は一時中断して昼食を食べなくっちゃ、とPCを見たら…
「ウィルス感染自動修復機能が働きました。修復成功。」ってなことが書いてあるの。もうびっくり〜 一瞬、食欲がなくなっちまった…

見つかったワームは、WORM_AGOBOT.HM ですって!
で、調べてみたら、以下のように書いてありました。
::::::::::::::::::
これはワームに分類されるシステム常駐型の「トロイの木馬」型不正プログラムです。ネットワーク越しに自身のコピーを頒布するワーム活動を行います。ワーム活動のために以下のWindowsの脆弱性を利用します。
::::::::::::::::::

メディア・プレーヤーをかけるためだけに起動して、ずっと音楽をかけっぱなしにして、他は覗いていないから、メディア・プレーヤーを介して感染したのかしら? 前に、メディア・プレーヤーはヤバいような話を聞いたような気もするけど… 
こんなの、初めてです! エープリル・フールだからってわけじゃないよね???

最近は、油断も隙もあったものじゃないから、Windows Update でパッチファイルの更新やウィルス対策ソフトの更新は常にマメにやっているのですが、どこから入ってきたものやら? パッチファイルの更新の見落としがあったのかと、更新のスキャンをしてみたけどちゃんと出来てるんだけどなァ…
でも感染しないでよかった… エープリル・フールの洒落にもならん…
皆様も、対策は万全ですか? お気をつけくださいませネ!!





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オーディオ 2004/04/04

昨日、念願のオーディオが入りました。
というのも、友人の陶芸家のN氏が、いいオーディオを持っていて、そこで聴いたCDを借りてきて我が家で聞いたら、私の持っているセコいCDコンポに見合ったセコい音しか出なくて、あまりの違いに心底愕然としちゃったからなの。
で、良いのが欲しいなぁと思っていたんだけど、何しろ彼の持ってるスピーカーなんて、JBLの本当に大きなヤツで、1台何十万もするという代物で、そんなの高くて買えっこないし…

ま、諦めだな〜 なんて言ったら、N氏曰く、中古で揃えれば5〜6分の1の値段だぜ! って。
「ネーサン、10万か15万、用意しろよ。充分なのが手に入る店、連れて行ってやるから! PCと違って、スピーカーなんて良いのを買っておけば一生モノで使えるんだぜ。」

だから、そのくらいなら買えるなって気が動いて、3月にその店に連れて行ってもらったの。その道のマニアが集まる店らしくて、1階は新品、2階には買い替えに伴う下取り品を整備して中古でずらっと並べてるわけ。
そこのベテラン風の店員さんにいろいろ聞いてみたのね。

私が良く聴いているのはクラシック、それも室内楽・器楽・古楽が中心だというと、その店員さんが言うには、それならスピーカーはヤマハ、アンプはナカミチだ、って。
スピーカーとアンプは中古で充分、デッキだけ新品にしてください、とのことでした。
そりゃそうだ、何を選んでも、今使ってるセコいコンポよりは格段にいい音が出るに決まってる!

で、そのラインで全部で50万くらいのセットが、10万くらいで手に入ったの。デッキは新古品のDENONで、DVDが付いているばかりに、買ったけど使わないうちに嫌になって新しいのを買って下取りに出しに来た(多分マニアだから、CDとDVDとの兼用なんて嫌になったんじゃないのか、って… もったいないことするね…)という曰くつきの代物なんだけど、だから定価15万のがなんと19800円!! DVD兼用が気にならなければ絶対にお買い得です、なんだって。 だから、デッキはそれに決めて、スピーカーは新品で買うと27万のヤマハN7! アンプは古楽や室内楽が好きならナカミチを、と勧められてそれに決めました。私はマニアじゃないからわからないのだけれど、シブい選択なのだそうです〜〜
おぉ〜〜贅沢しちゃったよ!!

で、昨日は片道2時間半もかけて磐田市まで取りに行って、3時ころからセッティング。
DVDも大丈夫かな? と、近所のビデオ屋で、別に見たくもないDVDを借りてきて、おぉ〜〜写るぜ! しかも音はスピーカーから出るから迫力だし〜〜
往復5時間も運転してたから夕べはクタクタに疲れちゃって、そこで終了。

その後気分転換に出かけたネットで、仲の良いチャット仲間から、そんなオーディオ揃えるなんて、やっぱりonikoさんはオトコだったんですね〜 なんて言われちまった… げ…

今日は朝からとても静かな春の雨。早速起き出してCDかけています。今かけてるのはシェリング演奏のバッハ「無伴奏ソナタとパルティータ」です。その3番がいわゆる「シャコンヌ」で…
それほど大きなスピーカーではないけれど、深味のあるキレの良い音が柔らかく部屋中を包んでいます。
やっぱりいいわ… デジタル音は再生装置は何で聴いても同じなのかと思っていたけど、目からウロコだわ… しあわせ〜〜〜

さて、今日は機嫌よくCDを聴きながら、またアトリエ展目指してアクセサリーでも作ります!
何しろ、先に使っちゃったんだから仕事もがんばらなくっちゃネ… (^^ゞ
 





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追い込み! 2004/04/06

明日は、午前10時から最後のお教室、その後、午後3時から釉子會展の搬入という強行スケジュールです。追い込みをしないと間に合わない生徒さんがいるのよ〜〜 まいど(!)のことだけど…

だから、今日は私の仕事が出来る最後の日だから、朝からまたまたアクセサリー作りに取り掛かろうとしていたら、宅急便が来ました。
あれ? 昨日頼んだCDがこんなに早く届くはずもないし、何だろう?? と思って受け取って見ると、おぉ〜〜〜 ネットのお友達からの陣中見舞いだ!! 美味しそうな和菓子ですぅ〜〜

気にかけてくれてたんだ、うれしい〜〜 ありがとう〜!!!
お茶を入れ替えて早速一ついただいて…美味しい!!! で、ゲンキ100倍です!
それから、みっちり夕方まで、仕事しちゃいました。
後は、周りの仕上げとピン付けが終われば仕上がりです。もうこれで良いや。
ま、今夜はボチボチ支度をしながら、のんびり過ごします。

明日から、また別な意味で、ジタバタですもん…
毎日、お化粧して、お街にご出勤だなんて、なれない暮らしだから、疲れるんだ〜
何より、毎日化粧して、というのが一番疲れるのかも… (^^ゞ





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搬入 2004/04/08


全員集合 会場風景


昨日は第27回釉子會創作七宝工芸展の搬入でした。
毎度のことながら、生徒さんたちが中心になって運営していますから、私は当日に会場に行かないと、どんな作品が何点出るのかすら把握できていない、というぶっつけ本番の飾り付けです。 (^^ゞ

飾り付けは、まず壁面から。大小さまざまな額絵、それも、経験の長い生徒さんばかりですから、それぞれの個性が濃厚で、どれとどれを隣り合わせるか、それはいつも大問題です。
お互いに打ち消しあってしまう場合もありますから、お互いがお互いを引き立てあえるような配置をしなければなりません。どう並べるのか、それに関しては常に一切問答無用で、私が独裁的に決めちゃいます〜

今年は、特にうまく纏まったような気がしています。ゴキゲン!!

それから、ガラスケースの中に立体を入れて、最後に売り物のアクセサリーを。今年はアクセサリーにもキャプションを付けて、それぞれ名前を出して並べてみました。
そうしてみるとアクセサリーにもそれぞれ個性が合って、楽しいものです。
ところが、私はドジを踏んで、せっかく作った自分のアクセサリー、置いてきちゃったの。ま、私のドジは年中だし、いつかなんて作品を忘れて取りに帰ったこともあるくらいだし〜
先生、前の晩に支度しておかなかったんですか〜? って… でへへ、面目ねェ〜

約1時間半程度で飾り付け終了。お手伝い下さった生徒さんたち、ありがとう〜 お疲れさまでした!
4時半ころに解散、それから、yuuちゃんと二人でちょいとウインドーショッピングしてから、彼女、作品が売れたのでご馳走してくれるというから、夕飯ゴチになっちゃいました〜
美味しかったよ〜 ビールでも飲みたいところだったんだけど、道々、やたらに警察の取り締まりを見たし、午前中はウチの近くで“ネズミ捕り”が設置されていたし、交通安全週間か何かかしらね? ちょいとヤバそうだったから、ノンアルコールビールで我慢しようね、って…

さて、明日は初日。ちょいと早めに行って、アクセサリーならべなくっちゃ〜〜
お近くの方、是非、お遊びにいらっしゃいませ! お待ちしております!!





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捨て猫 2004/04/09

昨日は疲労困憊で、画廊へ行くのはお休みしてしまいました。
昼ころ、ちょっと買い物に出かけて戻ってくると、ご近所のMさんのご主人様が下の方から駆け寄ってきて、「捨て猫がいるんですよ。もう死にそうで…」と、おっしゃいました。見ると手に牛乳の入った小瓶とスポイトを持っていらっしゃる。

聞いてみると、3〜4日前からやっと目が開いたくらいの子猫が4匹入ったダンボールが捨てられているとのことでした。
あらら…困った…と思いつつも聞いてしまったのが運の尽き、仕方がないのでMさんのご主人の案内で行ってみるとダンボール箱の中にもうぐったりした子猫が2匹。後の2匹は見当たりません。 助からないかも知れませんがこんな汚いところで死なせるのもかわいそうだからせめてこの2匹は、私が連れて帰りますわ、と、家に連れてきました。

それから、冬の間、翔太が使っていた電気座布団を敷いてやって温めた牛乳をスポイトで口に入れてやったのですが、はかばかしくは飲めません。体力を消耗しきっているからダメかもしれないな、と思いつつ、夕方の診察が始まるのを待って動物病院へいって診てもらい、猫用のミルクと哺乳瓶、ブドウ糖液を買ってきました。

お医者さんのお話では、3〜4日もダンボールでこの大きさの子猫が生きていたこと自体が奇跡に近いことなのだそうです。この大きさの猫だと、栄養補給にブドウ糖の皮下注射をしたりしてもその部分の皮膚が壊死してしまうこともあるし、まだ薬も飲ませるわけにはいかないので、本人(本猫?)の生命力が続くかどうかで、助かるのかどうかは五分五分ですね、とのことでした。

で、結局、今朝(といっても夜中の2時半でしたが。)授乳に起きたときには、小さい方の1匹は籠の中で死んでいました。もう1匹もはかばかしくミルクを飲めない状態ですからダメかもしれませんが、明日は仕方がないから画廊に連れて行って小まめに少しずつでも飲ませなければ…

でも、残酷なことをするものです。親猫のおっぱいを飲むしかない大きさの子猫を捨てるなんて… せめて自力でエサが食べられる大きさになっていさえすれば、まだ拾う方も拾い易いし、自力で生き抜く可能性だってあるはずだけど、この大きさでは確実に飢えて死ぬことくらい分かりそうなものだ。何日も心細く飢えて鳴き続け死んでいくなんて、あまりに残酷だよ。そのくらいならかえって病院か保健所で安楽死させてやった方がマシというものじゃないかしら。
ここに置いておけば誰かが引き取ってくれると安易に期待したのかしらね。でも、それって自分の手を汚さないことで良心(?)の呵責を免れようとする人間のズルさでしかないよね。本当に腹立たしい限りです。この3〜4日、鳴き続けていた子猫たちのことを考えると涙が出てきてしまう。人間って何て残酷なことを平気で出来る動物なんだろう! って、ちょっと人間嫌いになってしまいそうだ〜

捨てるくらいなら、ちゃんと安楽死させなさいよ!
そして、自分が殺したという良心の呵責とちゃんと向き合いなさいよ! その痛みをせめて何日かでも自分の中で反芻しなさいよ! と思ったりしています。
残りの1匹、助かるといいけれど…





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CD−Rと猫の死 2004/04/11

今日の画廊は千客万来でした!
午前中にガラスの寺澤先生が、内弟子の石田さんと共に見えてくださいました。
で、お昼ころにはネットでのチャット友達のokyoが来てくれて、一緒にお昼。okyoは、今、介護士の資格の勉強の最中で、このところは実習だったそうで、お昼を食べながら、その実習の様子やら、今の介護の現場の持つ矛盾をどう感じたか、などという話を沢山聞かせてもらいました。

例の子猫を、使い捨てカイロを入れた小さな籠に入れて連れて行っていたので、okyoはずっと抱きっぱなし〜〜

夕方ごろには三ちゃんが来てくれました。で、しばらくお喋りしているとこーちゃんも現れて、3人で6時ころまで話し込み、こーちゃんは今日は暇だから、これから一緒に清水へ行って、この間出来なかったCD−R/RWドライブの入れ替えをしてあげる、と言ってくださったので、途中、二人で夕飯を外食しながら家へ戻りました。

しばらく前から私のCDドライブは、時々意味もなくギーと開くようになっちゃっていて、これに替えるといいよ、と、別なお友達からもう使わないCD−R/RWドライブをいただいてあったんだけど、何だか自信がないからそのままにしてあったのです。
でも、最近は前にご紹介した「ユング君」のページからダウンロードしたクラシックをステレオで聴きたいな〜 ダウンロードしたファイルをCDに焼き付けたら聴けるんじゃないかしら? って。

だから、本当に渡りに船!!
で、8時ころから作業でした。勿論、こーちゃんがやってくれたので作業は簡単に進んで、試しに焼き付けて、そこまではよかったのだけれどその音楽ファイルは結局のところステレオでは聴くことができませんでした。「NO PLAY]ですって… 理由はちょっと不明です。PCでなら再生できるんですけどね〜〜 ステレオに繋いだオーディオプレーヤーでは安易に再生できないように設定されてるのかしらね?
それは、また次回の課題です!

その後、しばらく夕食時のお喋りの続きに花を咲かせて10時半ころにこーちゃんがお帰りになってから、再び子猫の授乳、でも、さっぱり受け付けません。もうダメかもしれないなと思いながら、電気座布団を入れた籠に寝かせて、上から柔らかな布をかけて保温して休んだのですが、今朝見たら、やはり死んでいました。寝かせたときと同じ格好で死んでいましたから、苦しむことなく衰弱死したのでしょう。
かわいそうなことでした。せめてもう1日か2日早く見つけてやれたら良かったのかもしれませんが… まぁ、最期に暖かくしたところで清潔に死んだのだから良しとするしかありませんね… これも私の自己満足に過ぎないんだけどね…

本当のところは、反面、幾分かほっとしたことも確かなのです。猫だって10年以上は生きる、場合によっては20年近く生きることだってあるのですから、今子猫を飼うと、ひょっとしたら私のほうが先に死んじゃうかもしれませんものね。そうなったら困るなって、ずっと考えていましたから。だからこそ、翔太が最後の猫だと、以前から決めていたんだもの〜

今日は画廊に行く前に、子猫を庭に埋めてやろうと思っています。モーツァルトのレクイエムでもかけながら、今朝は2匹の子猫たちのお葬式です。今度生まれ変わってきたときには、幸せに飼ってもらえるところに生まれてこれるようにと、心から願っています!! もう、こんなに悲しいのは沢山だよ…





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ありがとうございました〜 2004/04/15

12日に、アトリエ展、無事に終了いたしました。ご覧になってくださった皆様、ありがとうございました。
ただ今、残務整理の真っ最中です!

ここ何年かは、やはり、いつまでアトリエ展を続けるのかしら? と言う思いが頭から離れないのだけれど…
何でも、始める事は容易いけれど、終わりにすると言う決定を下すのは難しい。結局、画廊の方には来年の会期の申し込みをしてしまった〜 (^^ゞ
ま、とりあえず、区切りのいい30回までは、続くものなら続けてみようか、と…

でも、今年は疲労困憊。多分、アトリエ展の問題じゃなくて、アトリエ展の始まりと共に始まってしまった猫騒動が一番の原因なのだろうけれどネ。あれは徒労感ばかりが残ったよ…

夕べはその上、定例の「水曜会」でした。疲れていたけどいい気分転換かもしれないと思って出席しました。
そこで、飲みながら高校時代の授業の思い出話になって、現代国語の授業で先生と激しくやりあったことがあったよね〜 なんて。
そそ、あの時はその解釈を巡って、もっと踏み込んだ解釈をして欲しいとI君が涙ぐみながらM先生に詰め寄ったよね。歴史的な背景の羅列ばかりじゃなく、もっとこの作品の本質を!! って…
うんうん、あれは強烈だったよね〜 I君って、おとなしかったから、余計に印象的だったよ。

物理の時間にアインシュタインの相対性理論を巡って、授業時間を全部つぶして、先生と大論争しちゃった子もいたし、面白い時代だったわよね。決して誰もおとなしく教えられるばかりで過ごしたりしなかったものね。先生も大変だったよ〜 マジで相手をしないといけなかったんだから。

考えてみれば高校生なんて、ある意味ではもうオトナ。生活感ナシに自分の世界に浸りきっていられるのだから、興味を持った分野にどっぷりと浸りこんでいる子はその世界に関しては大人顔負けの知識や感受性を身につけている。それを相手にがっぷりと取り組んでくださった先生も確かにいらっしゃって、そういう先生方にめぐり合っていた私たちは、ある意味ではとても幸せな青春時代をすごしたのでしょうね、などと思い出話にふけってしまった〜 

ま、そんなこんなで、まだちょっと疲労感も残っているけど、そろそろ、もう、自分の作品の準備に取り掛からなければなりません。
秋の作品のほかに、7月までにはランプを作らなくっちゃいけないし、ぼやぼやしちゃいられないわ! また、制作日誌もはじめなくっちゃ…





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無伴奏パルティータ 2004/04/17

昨日、頼んであったCDが届きました。バッハの無伴奏ソナタとパルティータです。
これは、ヘンリク・シェリングの演奏したのを持っていて、大好きだから良く聴いているんだけど、別の演奏家でも聴いてみたいと思って、シギスヴァルト・クイケンの演奏とヨセフ・スークの演奏との2種類を頼んであったのだけどスークの方は品切れで、届いたのはクイケンの方だけでした。

大昔、ピアノ曲は、ピアノ好きな連中が何人かでLP(!)を持ち寄って聴き比べて、それぞれごひいき筋があるからお互いに好みは譲らず、あっちが良いのこっちが良いのと大騒ぎをしていたものです。そんなことを思い出したりして…

クイケンの演奏は、シェリングのそれが、内面が波立つような厳格さに満ちた激しさを持つのに比べて、大層抑制の効いたある意味では地味な雰囲気でした。でも、何回か聴いているうちに本当に心に沁みてくる… 
パルティータ3番、通称「シャコンヌ」は、ヴァイオリンの弦で宇宙の全てを語った、と言われている作品なのだけれど、語る宇宙もそれぞれの形です。こうなると、また他の演奏家のも聴いてみたいな… なんて考えています〜
 
さて、休憩もこのくらいにして、またパルティータを聴きながら、仕事の続きです〜


で、今日は丸1日、仕事でした。ただいま夕方5時。植線完了!
明日は1日がかりで焼成です。他にすることがないので、その間もう一度、CDドライブの点検の予定。この間から音なしの構えになっちゃってて…
多分、1本ケーブルを繋ぎ忘れているような気がするの〜 で、それをもう一度やり直すのと、下の私の組み立てたPCのケースについているファンのとりはずしも、怖いけどやってみます。何しろこの下のPCの音のうるささと言ったら…
こーちゃん曰く、多分ケースについてるファンの音だから、はずしちゃっても大丈夫だよ、なんですって。

さて、これから夕食のお買い物、ついでにビデオ屋さんが今日と明日は100円セールだからビデオでも借りて、今夜はのんびりです〜〜 ア、いけない、釉薬に混ぜるフノリを炊いておかなくっちゃ…





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またまたPC騒動〜 2004/04/18

今日は朝からガラス胎の焼成。これは待つのが仕事みたいなものですから、待ってる間に、先日来「音なしの構え」だったPCを何とかしようと、本体を開けました。もしかしたらケーブルの繋ぎ忘れがあるのかしら? って。
で、点検したのですがちゃんとケーブルは繋がってる… じゃ、このCD−R/RWドライブが悪いのかしら? と、もう一度、以前のCDドライブに戻してみたのですが、それでも音が出ません。

でも、繋ぎ替えてもやっぱり音なしだってことは、ドライブのせいじゃないよね… ひょっとすると???
そそ〜〜 本当にひょっとしたのよ〜〜 壁からぶら下がってるケーブルを1本発見! これ、さっきははずした覚えのないヤツだよ〜 とすると、スピーカーの接続ケーブル、ずっと繋いでいなかったんだ〜〜??? (^^ゞ
あまりのことにしばし呆然… これじゃ音が出るわけはないよ!! で、差し込んでみたら音が出た〜〜!! (当たり前だよね…)

で、再び、CD−RWドライブに交換して、今度はケーブルは全部ちゃんと繋いで、音が出るよぉ〜〜 あははははは 私のボケも大層なもんだわ! やれやれ… 1時間以上格闘してた〜

そんなこんなでジタバタしている内に炉の温度が上がり、炉蓋を開けて中を確認。おぉ〜〜割れずに焼けてる。再び温度調節をして、また待ち時間。

その間に今度は下のPCだ。何しろ音がうるさい。こーちゃんに言わせると箱体についているファンのせいだろう、それははずしちゃっても問題はないよ、って。だからやってみようかな? と、そちらも本体の蓋を開けてみました。
本体の上部に箱に覆われたファンが付いてる、これかしら? だけどその脇から一杯ケーブルが出てるよ〜 このファン、本当にはずしちゃっていいのかしら? しばし眺めていたのですが、やっぱり聞いて確認してからの方が無難だと思い直して、そのまま蓋を閉じちゃいました。

で、本体にケーブルをセットしなおしてから起動。次の瞬間に画面にスキャナのドライバがないって出てきた〜 うそ〜〜! だって、この間までスキャナは動いていたんだから、ドライバがないわけがないじゃないの…
アタフタとペイントショップを開いて試しにありあわせの写真をスキャンしてみたのね。そうしたら接続を確認しろと言う画面が出るだけで全く動かないのよ。接続はちゃんとしてあるのに〜
げーーーー!!! 私、きっと何かおかしなことをしちゃったんだ! それから小一時間、四苦八苦いじくってみたけどどうにもならない。
その内に焼成の方は完了して、夕食を食べながらくよくよ考えていたらハッとひらめいた。要するに必要なドライバを持っきてインストールすればいいじゃん!

それから食後にEPSONのHPへ行って、ドライバをFDDにダウンロード、で、「場所を指定してインストール」から、DISK1を選んで入れようとしたけど入らない… 何故だ?? しばらく考えて、FDDの中にあるのがexeファイルのままだからダメなんだと、exeファイルを開いたら出て来ました〜DISK1 !!
で、ファイルのある場所をAドライブのDISK1に指定して、やっとドライバのインストール完了〜〜 スキャナも正常に動きました! やれやれ〜〜 
この程度のことでさえ、こんなにウロウロと四苦八苦するんだから、全く持って情けねェことではあります…

本日はガラス胎の焼成とPC騒動と、実に充実した1日ではありました… ふぅ〜〜疲れた… 余計なことなんかするもんじゃないよね… しばらくはおとなしくしてよう… (^^ゞ





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何だか変… 2004/04/19

イラクの人質事件、両方共に無事に解放されてよかったですね。
最初の3人の場合は、ご家族がかなり感情的に対処されていて、ちょっとびっくりいたしました。こりゃ、問題、あるなァ、と思ったことは確かです。その後、それが引き金になったのか、バッシングが始まって、自己責任とか、救出費用を一部本人負担にするとか…

記者会見の予定も、PTSDだと言うことで帰国したご本人たちは現れませんでした。PTSDの原因は、誘拐そのものよりもむしろその後の日本国内での思いもかけないバッシングだったのではないのかしら? と、心ひそかに心配している次第で…

若さゆえの純粋なヒューマニズムに駆られて出かけていったはずです。甘いと言えば甘いのかもしれないけれど、どれだけ救出に国民の税金を使ったんだ? とか、多きに迷惑なような論調でバッシングに遭うなんて、おそらく想像できないことだったのだと思います。
ボランティアというものも、こうなると難しいことです… 

ジャーナリストだって、誰も現地に行かなければ、何処で何が起こっているのか、本当のところは知りようがなくなる。一方的などこかの都合の良い情報だけが垂れ流されて、そのことで振り回されると言うこともある。命がけで仕事をする人たちがいるから、真実がかすかに見えてくると言うことだってある。
ボランティアで身を粉にして働く人たちがいるから、国際社会の相互理解の一助になるということもあるはずです。

今度の人質事件も、どのような展開を見せるかで現政府の足を掬いかねないことだったから、あの、早々の不快感の表明になったのかしら?

最近のニュースを聞くと、「国民の税金が」と言う言葉がしきりに使われる。お金のかかること、国民の税金が使われることは全て「悪」なのかしら?
そもそも、今回の人質事件の発端の本質は、もっと別なところにあるはずだと私は考えます。個人的な「軽率さ」で論じられるべき事柄じゃないと思うわけです。

だけど、こうして、誰も彼もが感情的にバッシングに参加してしまうような風潮はどうしたことでしょう? マスコミのあり方にも問題があるのかしら?
  救出にかかった費用が1億を越えるとか、いたずらにセンセーショナルに興味本位に煽り立てているだけのような気がするのです。

今回の件ばかりでなくいろいろな事柄に対して、何だか、今の日本が、全く余裕のない、懐の浅い息苦しい世の中になってしまったような気がするのは私だけでしょうか??
若い人たちは、軽率さから始まってしまう過ちからでも多くのものを掴み取ってくるはずだと、そのことをもっと余裕を持って大人たちは受け止めなければならないのだと思うのだけれど…
どれほど費用がかかろうとも、このことは、決して彼らの責任ではないはずです。原因は彼らが「日本人」だったと言うだけのことなんですから…

彼らの純粋な思いが、このことが原因で歪められ損なわれないことを祈っているのですが…
自分の中でそれなりにきちんと検証して位置づけることが出来ますように。





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夏! 2004/04/22

今日は真夏の暑さでしたね。甲府では33度を越えたそうです。
この暑さの中、ガラス吹きでした〜 やっている内に珍しいことに頭痛がしてきてなんだかクラクラしたから、ちょっと早めに切り上げて戻ってきたのですが、もしかしたら軽い熱射病だったのかしら? 夕方には、あまりに体が熱く感じられるので熱を測ってみたら37度くらいの微熱。

そこで、あまりに頭痛がひどいこともあって、随分久しぶりに鎮痛剤のお世話になってちょっと昼寝、と言うよりも夕寝ですね…
1時間ほど寝たら直りましたけど。

明日は雨が降って少し冷えるのだそうです。今日よりは5〜6度下がるところもあるらしい。今年のこの気温の変動はちょっと異常です。
毎年、5月にならないと咲きはじめない大山蓮華が、もう咲き始めました。4月の始めには、庭には、桃と椿が一時に咲いたしね…
体調もおかしくなってしまいますよ。
今日は早寝とまいります。皆様も、体調を崩さないようにお気をつけくださいませ!





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