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いよいよ師走ですね。今年のはやかったこと… あっという間に1年が終わってしまいます。
まぁ、今年はマチエールさんの講習から始まり、何だか息つく暇もないようにいろいろ目白押しでしたから…
今月も、お正月の個展の準備できっと矢のように過ぎ去っていくのでしょう〜
この所、仕事でちょと躓いていました。かれこれ1週間くらいでしょうか。
ま、技術的な問題ですから詳しいことは書きませんけれど〜
そういう時は、私の頭の中の普段はあんまり使っていない「おんぼろPC」がフル稼働し始めるようです。
躓きの原因と思われる事柄が瞬時に頭の中のモニタにいくつか浮かぶわけで、それから、それを一つずつ潰して行く作業に入ります。確率の高い順に、です。
11月末からその作業が始まって、やっと3つ目でその本当の原因に辿りついたような気がしています。
第一段階はクリア! 60%くらいほっとしていますけれど。
躓きには必ず理由があるわけで、神頼みしたところでどうにもなりゃしない。甘ったれてても始まらない。
原因と思われるものを理詰めで一つ一つ追いかけて、これは違う、あれも違うと試行錯誤して潰しながら本当の理由にたどり着いていくしか方法はないんですよね… かなりかったるい作業ですけど〜
でも、たまには頭の中のおんぼろPCを、ギ、ギギーッと音を立てるくらいフル稼働してやるのもいいことなのでしょう。
そのうち、こんなにウロウロせずに何でもこなせるようになれるのかしら? などとこの歳で言ってること自体全くのところ情けないことなわけで、この調子ならば、多分、永久にウロウロとおんぼろPCを稼動させっぱなしなのかもネ… (^^ゞ
ま、探し出した原因が果たして真の原因なのかどうかの結論は、明日の焼成で確実にわかります。鬼が出るか蛇が出るか… おぉー、こわっ!
山積みの仕事を、何とか、一つ一つ、クリアしています〜
先日まで私を悩ませていた仕事も何とか明日には終わりそうです。
今日は朝からシコシコと研磨。その合間に年賀状作り! ついでに個展の方のDMもあと50枚ほど追加印刷して… 研磨の方も順調に行って、後は艶出しを残すのみ。いろんな問題からかなり焼成を低温に抑えてありますから途中で割れちゃわないかと心配していたのですが、大丈夫そうです。
その事も含めて、おかげでかなりのデータが蓄積できました。これをちゃんとレポートしておかなくては…
昨日はいささか疲れすぎて、何も仕事をする気にならず、そうも言ってはいられませんでしたから持ち直しを図って午前中にいつも行く整体へ行ってきました。
それでやっと一息ついて、午後からは何とか仕事になったようです。
やっぱり、かがみこんで同じ姿勢での仕事が長く続くと背骨が曲がっちゃうのね。
整体の先生によく「背骨の曲がりは根性の曲がり!」なんて言われますから、「先生、また根性が曲がったみたい〜 治して下さい!」なんてね。
本当のところ、背骨が曲がると考え方もやっぱり曲がっちゃうのかも。悲観的な考え方になっちゃうのかもしれませんね。
ま、ともかく健康。ゲンキはつらつ! だからこそ前向きに何事もクリアできると言うものなのでしょう。
本当はちゃんと規則正しく自分でストレッチでも何でもしていればいいんだけど、余りに忙しいときはそれすらする気にならないんだもの。背骨も曲がるわけです。
早く、今の仕事から解放されたいよ〜〜 あと1日〜がんば!! と、自分に掛け声かけています。
最近は「ひとりごと」も、“愚痴っぽい日記風”で、ろくなこと、書いていませんものね。忙しすぎると大切な言葉たちも、こんな私に見切りをつけてどこかへ飛んで行ってしまうようです。(^^ゞ
「慮る」という言葉があります。
直情径行型の子供だった私は、よく親にこの言葉をお説教の中で使われていました。
「自分のことばかりじゃなく相手のこともよく慮った上で言動を取りなさい。何でもはっきり言ってしまえば済むというわけじゃないのよ。」とか…
この言葉は英語ではどのように表現するのだろう、果たしてこのような言葉が英語の語彙にあるのかしら、と、和英辞典で試しに引いてみたら、「考慮する」を調べろとのこと。considerとか、think over。でも、それではかなりニュアンスが違いますよね。
「慮る」には、もう少し情緒的な深いニュアンスや陰影があるような気がします。
「思い計る」の音便形…「思う」だけではなく、「計る」が加わることで、言葉で表現が出来ない部分にまで深く踏み込むような姿勢を感じるわけです。
ただし、だとすると、「慮る」という行為のありようは、慮る人自体の度量にゆだねられているわけです。
人としての深さ、積み重ねた経験、それらの全てを駆使して「慮る」わけで… こりゃ、難しい…
無用に、あからさまに剥き出しの言葉を連ね問い質すわけでもなく、ひたすら自分の度量の範囲内で相手の心を推し量り、言葉にならないところで相手を理解しようとすること。
いわば、黒白の間に広がるグレーゾーンでの容認かしら?
でも、慮る方の度量が狭ければ、慮るどころの騒ぎじゃない、邪推になってしまうわけで…
何でそんなことを考えたのかというと、最近、とても剥き出しの言葉が多いような気がしているからです。
ま、それはそれで、率直で良いということなのかもしれないけれど、言葉にした途端に嘘っぽくなってしまうことって一杯あるし、何より、何もかにもが言葉に変えられるわけでもない、と。
でも、慮るためには、それ以前にお互いの信頼関係が必要なのだろうし。人間関係が希薄に浅薄に変化し続けている以上、「慮る」などという言葉は既に死語にすぎず、もはや剥きだしの言葉を突きつけあうしかないのだろうか?
でも、それはそれで、やっぱり嘘っぽいし、何より不粋ではないのかと…
曖昧さの持つ良さとか優しさのような部分は、忙しい今の時代にはそぐわないのかも知れませんけれどね。
かなり前に「ノーと言えない日本人」なんて本があったけど、「ノー」と言えない相手を慮って、そっと引き下がることも必要なときがあるのだろうし、そういう距離のあけ方もあってもいいのではないのかしら? そして、何より、そういう引き下がり方のできる自分を保っていたいものだなぁ、と。
昨日、京都出張の帰り道に根治苦笑の無休氏が立ち寄ってくれました。
根治苦笑ファンクラブの会員であるyuuちゃんもやってきて、夕べは3人でファンの集い(!)
お土産に持参してくださった、博多駅の100円ショップで購入したというホセ・フェリシアーノのCDや、寺井尚子のJAZZ WALTZを聞きながら、彼のリクエストのしいたけ鍋で大盛り上がりでした〜
ホセ・フェリシアーノの「夢のカリフォルニア」は、丁度大学時代に大流行した曲で、懐かしいよね〜〜 などと言いながら思い出話が次々と!
何しろ、学部は違っていても同じ文芸部に所属していましたから、あの小汚い部室での青春時代を共有しているわけで。
大学祭にやった、不評だったたこ焼き屋の話とか… 若気の至りで山ほどのバカげた話は尽きず…あははははは!
いっぺんに35年をタイムスリップして、青春時代に逆戻り!
ほんの4時間位でしたけど、この所の仕事疲れも吹っ飛ぶ楽しさでした〜
ま、お互い大してあの頃と中身もたいして違わず、さりげなくそれなり上手に歳を重ねた部類といえるのかもね。
で、9時10分発の新幹線で帰るということで、お酒を飲まなかったyuuちゃんの運転で、私が道案内をしながら静岡駅までお送りして。
まぁ、素敵な一夜を過ごしました。ありがとう〜〜 また折があったら立ち寄ってよね!
この所3日間、モーツァルトのレクイエムを、日に何回も聴き続けています。
17日に届いたCDなんだけど、モーツァルトの未完の遺作「レクイエム」を、彼の熱烈な支持者でもあり、またモーツァルトの息子カールとも親交が深かったリヒテンタールが編曲したというモツレクの弦楽四重奏ヴァージョンなの〜
演奏はクイケン弦楽四重奏団。ネットで見つけて、クイケンは大好きなヴァイオリニストの一人ですから、思わず注文しちゃって届くまでの12日間の待ち遠しかったこと!
聞いてみたら、想像を上回る演奏で〜〜 もう惚れこんじゃった〜
クイケンの聞き始めはバッハの通称「シャコンヌ」と呼ばれている無伴奏ヴァイオリンパルティータ2番なのです。それまではシャコンヌをシェリングのあのドラマティックな演奏で聴いていたのですが、たまに別な演奏が聴きたくなって、偶然に手にしたのがクイケンだったわけ。古楽器というのにも興味があったし…
始めて聴いたときには何と淡々とした演奏なんだろう、という感想だったのですが、聞いているうちにその深さにどんどん引き込まれちゃって。
若い頃は、モーツァルトには余り興味がなかったのです。でも、その頃からずっと、きっと中年を過ぎたらモーツァルトを聴き始めるんじゃないかと言う予感があって… それがやはり当っていたみたいです。
ちょっと前に手に入れたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ(演奏はヴァイオリン:カガン、ピアノ:リヒテル)もすごくよかったしね。これはテープに入れなおして、車の中で聴き続けているんだけど。
モーツァルトの音楽には優しげな関係性が満ち満ちているような気がしています。
ま、勝手に言わせて貰えばバッハは神への問いかけ、ベートーヴェンは自己への問いかけ、そしてモーツァルトは他者との関係性の優しさかな? どれも大好きなんですけどね〜 神やら自己やらに問いかけるときには自分のテンションが高くないと落ち込むし… モーツァルトが癒しの音楽と言われる理由がわかるようになったなァ。今は仕事疲れでテンション低いもん!
最近は好きなCDをかけながらの読書が至福の時だわ〜〜〜(^^ゞ
話は変わるのですが、昨日久しぶりに病院へ行ってきました。
本当はとっくに、以前の検査結果を聞きに行かなくちゃならなかったんだけど、それに薬も切れてたからそれも貰ってこなくちゃいけなかったんだけど、忙しさで、大混雑の病院で半日を費やす気になれずにズルズルと3ヶ月近くほったらかしたらバチが当って、顔に4ヶ所も紅斑が出ちゃってみっともないったらありゃしない… それだけじゃなくて指の先やら口の中まで出てきちゃったから、重い腰を上げてステロイド剤、貰いに行ってきました〜
お医者さんに、「規則的に薬を飲んでおかないと、量をふやさないと効かなくなりますよ!」って怒られちゃって、反省!
検査結果は変わりなしで、ついでに調べる肝機能やコルステロール値、中性脂肪値その他も全て正常範囲。あるのはリューマチ因子だけ〜 この歳になると適当な頃合で人生切り上げたいと思ってるんだけど長生きしちゃいそうで困ったことだわ… (^^ゞ
本日は一日、紙と格闘していました。
午前中は、お正月の個展のポスター作り、午後からは障子貼り… (^^ゞ
ポスターも必要だということで、私のプリンタはA4サイズまでしかプリントできないし、それじゃちょっと小さいとの事で、A4で作ってコンビニで拡大コピーしようかとも考えたのですが、切り貼りしても面白いかも知れないと、色画用紙を買い込んで作ってみました。
作ったのは2枚です。ちょっと楽しい作業でした〜
最初は、糊付けの予定だったのですが、どうも写真用の光沢紙が色画用紙に上手く糊付けできないので、両面テープを使いました。
使うのは3日間だけですから、なんとか持つんじゃないかしら。
それから、障子の桟を洗って、乾かしている間に障子紙を買いに出かけて、午後からは障子貼りでした。
去年の襖貼りの経験から、100円ショップで見つけた大きな金属のヘラ状のものを用意してあったので、カッターで切るときにそれをあてがって切ったら、まことに調子が良くて〜〜 一枚30分ほどで完成!
なかなかの出来栄えで、ご機嫌〜 乾いてからスプレーで霧を吹き、さらに乾かすとピンと張って、気持ちがいい!
去年、不精してそのままにしてしまいましたし、私が愛煙家なので、2年も経つとやはり色がすすけちゃっていましたから、部屋が明るくなりました。
乾くまでの間に窓拭きも済ませたし、この間は植木屋さんも来てくれたし、ま、これで道から見えるあたりは、お正月準備完成です〜 (^^ゞ
後はもう良いや…
先ほど、ニュースでびっくりするような話が流れました。
どこかの私立小学校で、体罰を受けて入院した生徒の成績表が改ざんされていたという話です。
入院した間の2週間の欠席がなかったこととされた上、3であるべき成績が5になっていたとか、軒並み成績が底上げされていたんですって。
校長が出てきて、学校側には体罰をしてしまったという負い目があったので子供の中学校への進学が有利になるようについ配慮をしてしまった、とのコメントを述べていました。
この国では、既にオトナそのものが壊れはじめているのかもしれない、と、そのニュースを聞いてふと思ってしまいました。
いま、紙の上に良い成績が記載されていて、それで仮に有利に進学できたところでそれは瞬間の喜び、実質が伴わなければ行った先で一体どうなるのか… そんなことは自明のことだよね…
お詫びの印にオマケをつけて、それで済むことと済まないことの区別がつかない教育者って、一体何?
欠席した分を懸命に、あらためて補習で補わせようとするのならともかく、書類上の成績の底上げでまるで機嫌取りのようにも見える辻褄あわせだなんて、情けなさ過ぎる浅薄さだ…
こういう大人たちにいじくられる子供たちは本当に可哀そう…
まぁ、実質を伴わない書類上の辻褄あわせが、大人の社会でも横行しているわけだし、そこで辻褄を合わせてもらえたことが「得した」感覚に繋がるなんて、余りに近視眼的だと思うけど。
長い目で見たら、これ以上の損はないんじゃないのかと思うくらいだ。
私がその子供の親だったら、本当に怒るなぁ〜 怒り心頭に発するんじゃないかなァ。
こんなことで「得した〜!」なんて感想を持って、そのまま大人になられたんじゃ全くのところ容易じゃないよ…
などと、ブツブツひとりで怒りながら、本日は香合やらぐい呑、棗など個展用の小物の最後の仕上げを致しました。ロー引きして覆輪の止め付け、桐箱に箱書きをして、うこん木綿を寸法で切って包んで桐箱に納めて… それだけでも結構な時間がかかります。
明日は陶芸教室の忘年会に参加の予定。
明後日辺りからそろそろ遺漏がないように搬入の準備にかかるつもりです〜〜
今年も明日限りですね〜 皆様、お忙しいでしょう?
私も今日は大車輪でした。
朝9時前にバタバタと洗濯しながら玄関周りの掃除、お飾りを飾って、ついでに車の窓拭き。明日は雨が降るとの予報ですし、下田まで走らなくっちゃならないから、せめて撥水コートだけでも塗りなおしておかないと、知らない道ですから視界が悪いのはちょと心配。
車にはまだ真っ白に霜が降りていました〜〜
それから、昨日の雨で挫折しちゃっていたお寺さんへのご挨拶に出かけました。主人のお寺と私の実家のほうのお寺と二軒を回って、昼に帰宅。
あわただしく昼食を済ませてから、今度は車に荷物の積み込み。まぁ、もう天井までぎっちりですぅ〜〜
明日は、朝7時に家を出ます。5日ほどはここも更新できません…
戻りましたら、個展の様子など、またアップするつもりでいます。おたのしみに!!
今年一年、本当にありがとうございました。
今年は思わぬ忙しさで一年が過ぎてしまいました。まぁ、それなり充実した一年だったような気がしています。
アクセス数もおかげさまで順調に20000番を超えたし、個展タイトルにも沢山のご応募をいただき、本当にありがとうございました!!
で、今度は、22222番のゾロ目に景品を出させていただきたいと思っています。
踏んだ方、掲示板にお申し出くださいませ〜〜
それ以外に来年もまた、何でも、お気軽にお書き込みいただけたらと思っております。
ってなことで、今年最後のご挨拶とさせていただきます。
では、では、皆様、いいお年をお迎えくださいませ!!! 来年の皆様のお幸せを、心よりお祈り申し上げております〜〜